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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科21巻2号

1967年02月発行

薬の臨床

分娩時および産褥時におけるO-Butyrylthiamin disulfide注の効果について

著者: 北川満1 土門洋哉1 八條誠路1 杉山好広1 鷲塚紀夫1

所属機関: 1北海道大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.157 - P.160

文献概要

はじめに
 最近,各種V.B1誘導体の産婦人科領域における治療効果については,種々報告され,ことに産科領域では,妊娠末期腰痛,便秘症,分娩促進,分娩時和痛,産褥期子宮復古の改善,母乳よりの移行による新生児発育の良好なる点などの効果が認められている。
 今回われわれはVB1誘導体の一つであるButyrylthiamine disulfide (以下BuTDSと略す)の提供を受け,主として分娩時の陣痛促進効果および産褥時子宮復古状態につき,対照と比較検討しえたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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