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特集 避妊法--現在の焦点とその評価
おぎの法,基礎体温法,殺精子剤,麦角剤などを用いる方法
著者: 飯塚理八1 己斐秀豊1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部産婦人科教室
ページ範囲:P.355 - P.359
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わが国における人工妊娠中絶が依然外国に比べ膨大な数に達している現状を考えると,受胎調節の重要性は今さら強調されるまでもないことである。種類の多い避妊法のうち,筆者は表記の方法について述べるよう依頼されたので,それぞれについて家族計画相談所で不妊の治療と共に避妊を臨床研究の一面として行なつている私共の立場から,2,3の考えを記すことにする。
わが国における人工妊娠中絶が依然外国に比べ膨大な数に達している現状を考えると,受胎調節の重要性は今さら強調されるまでもないことである。種類の多い避妊法のうち,筆者は表記の方法について述べるよう依頼されたので,それぞれについて家族計画相談所で不妊の治療と共に避妊を臨床研究の一面として行なつている私共の立場から,2,3の考えを記すことにする。
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