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研究
授精日,排卵日と妊娠反応との関係について
著者: 飯塚理八1 島田信宏1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部産婦人科教室
ページ範囲:P.401 - P.404
文献購入ページに移動はじめに
ここ数年来免疫学的妊娠診断法が開発されて,臨床的にも種々応用されてきたが,どの位早期からこれらの妊娠反応が陽性に出現するかを検討するために,人工授精(AIH,AID)を行なつている症例の妊娠例に,Pregnosticon Testを施行して,BBTから授精後あるいは排卵日といわれる低体温最終日から何日で陽性に出現するかを検討してみた。これらの患者は全例BBTを常時つけているので,授精日からの正確な日数などが算出できる特殊性があり,妊娠反応の出現する日などが正確に把握できる。
ここ数年来免疫学的妊娠診断法が開発されて,臨床的にも種々応用されてきたが,どの位早期からこれらの妊娠反応が陽性に出現するかを検討するために,人工授精(AIH,AID)を行なつている症例の妊娠例に,Pregnosticon Testを施行して,BBTから授精後あるいは排卵日といわれる低体温最終日から何日で陽性に出現するかを検討してみた。これらの患者は全例BBTを常時つけているので,授精日からの正確な日数などが算出できる特殊性があり,妊娠反応の出現する日などが正確に把握できる。
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