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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科21巻6号

1967年06月発行

研究

新ガラス板免疫学的妊娠反応—Pregnosticon-Planotestの臨床検査成績

著者: 松浦鉄也1 野中武1

所属機関: 1松浦病院

ページ範囲:P.475 - P.478

文献概要

はじめに
 近年,妊娠の早期診断法として動物を使用しない,いわゆる血清学的妊娠診断法が登場し,その操作が簡便なこと,試験管内で容易に妊娠の有無が判定できることなどから,臨床的に非常に価値あるものとして注目されてきている。しかし,なお判定までに数時間を要したり,試験管,ピペット,スタンドなどの器具を必要とすることなどから,その実施にあたつてはさらに簡便な方法の出現が期待された。その後硝子板上の凝集によつて判定する迅速法が出現したが,その判定法の難易をめぐつて種々の論議がかわされている段階である。
 ここにPregnosticon Planotestが迅速,簡便,確実性を有するものとして製造されるに至つた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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