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症例
Craniopharyngiomaと妊娠—興味ある1症例と綜説
著者: 村国茂1 伊藤博之1
所属機関: 1聖路加国際病院産婦人科
ページ範囲:P.485 - P.489
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先天性頭蓋内腫瘍のうちCraniopharyngiomaはその発生機転においてもまた分類,名称の面からも多くの問題がある腫瘍である。
発生頻度は全頭蓋内腫瘍に対する100分率は諸家により一定しないが,大体1.8〜7.5%位の範囲と思われる。発生年齢も一般に小児期に多く10〜15才がピークである。この腫瘍はその発生部位から想像されるようにその多彩な臨床症状により多くの興味ある症例を生みだす。
先天性頭蓋内腫瘍のうちCraniopharyngiomaはその発生機転においてもまた分類,名称の面からも多くの問題がある腫瘍である。
発生頻度は全頭蓋内腫瘍に対する100分率は諸家により一定しないが,大体1.8〜7.5%位の範囲と思われる。発生年齢も一般に小児期に多く10〜15才がピークである。この腫瘍はその発生部位から想像されるようにその多彩な臨床症状により多くの興味ある症例を生みだす。
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