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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科21巻7号

1967年07月発行

特集 産婦人科医のための簡易検査法

尿中物質の簡易検査法

著者: 斉藤正行1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院分院中央検査部

ページ範囲:P.531 - P.536

文献概要

はじめに
 臨床医学を今日のごとく飛曜的に進展せしめた原因を考えてみるに,その中での新しい検査法の役割はきわめて大きい。とくに検査のAutomation化とDip&Read式の簡易検査法の出現は,一見健康体と見なされている住民の中から,多くの潜在性疾患を早期発見し,外来,入院患者においては,その原因の探求に絶対的威力を発揮し,さらに余病の発見にも大きく役立つている。
 もちろん,産婦人科領域においても上記の現象は見逃せない事実であり,特に簡易検査法の日常診療への貢献は大きい。しかしいくらすぐれたものでも万能ではなく,その原理をよく理解し正しく用いて始めて,そのデータは高度に評価されうる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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