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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科21巻8号

1967年08月発行

雑誌目次

特集 子宮頸癌の手術療法--その5つの問題点をめぐつて

特に第3の膀胱支配神経すなわちN.pelvicus accessoriusをめぐつて

著者: 小林隆

ページ範囲:P.611 - P.615

はじめに
 骨盤の解剖は各部のわずかなvariationを除けば,人種,個人の如何を問わず一定したものであるから,生体骨盤のpreparationまたはdissectionともいうべき子宮癌根治術式にそれ程大きな違いが生ずるとは考えられない。一昔前ならともかく,今日では術式の操作や手順に多少のちがい,廻り道があつても最後は同じ目的すなわち子宮の広汎全摘に到達するとみなすのが一般の常識である。換言すると,ともすれば術式に伴いがちないわゆる奥義的,神秘的ニュアンスはすでに薄れ,術式そのものに解剖学的客観性が確立して,この手術が著しく一般化してきたことを意味する。
 とはいうものの一方では術式以前のところにまだ問題はあるようである。すなわち技と名のつくものに共通の現象かもしれないが,各自がはじめに習つた型や系譜からの影響は意外に強いもので,それからなかなか脱けられないのが常である。また技は実際に目で見なければ理解できない面がある。これを裏返していうと技の交流は実際にはなかなか困難で,いきおい技の閉鎖性,セクト性が生ずるのである。

頸癌手術の実際から修得したもの

著者: 夏目操

ページ範囲:P.616 - P.619

I. リンパ節廓清の時期および範囲
 子宮頸癌がなお初期のStadiumにありながら,早くも上位骨盤節に,まれには腹部大動脈周囲節にすら,孤立性転移を形成することがある。どうしてこんなことが起こるか,その原因として,
 1)頸部リンパ管の一部が手近かのリンパ節に入らないで,はるか上位のリンパ節に注ぐ—そういう道の開かれているとき,

特に転移陽性リンパ節廓清の問題について

著者: 西村敏雄

ページ範囲:P.619 - P.621

I. リンパ節廓清の時期および範囲
 原発巣ならびに転移巣の完全剔出は,悪性腫瘍根治手術の鉄則であり,我々の教室においては古くからこの点に多くの努力が積み重ねられ,特に基靱帯の処理法を中心として検討が重ねられ,高山術式を経て現今わが国の子宮頸癌根治手術の根幹をなす岡林術式が確立され,さらに三林術式の開発により基靱帯処理問題はほぼ完全な解決を見るに至つたといつてもよい。この間,単に原発巣完全削出に止まらず骨盤リンパ節廓清や,術後の放射線療法にも改善のための努力が重ねられたことはいうまでもない。
 一方,教室における頸癌治療統計を詳細に分析してみるに,当然のこととはいうものの,骨盤リンパ節転移のあつた頸癌手術症例の治療成績は,無転移例のそれにくらべ著しく悪いことが判明した。すなわち昭和30年より昭和34年に至る5年間の統計(表1)からみれば,無転移症例では77.4%の永久治癒率を挙げたのに対し,有転移例ではわずかにその40.2%が5年治癒を得たに過ぎない。この数値の差が大きいことは,とりも直さず,リンパ節廓清に関しては一層の努力を必要とすることを物語つているとはいえないだろうか。

リンパ節廓清および術後後遺症対策

著者: 三谷靖

ページ範囲:P.622 - P.624

I. リンパ節廓清の時期および範囲
 リンパ節の廓清は私共は原則として子宮剔除前に行なつている。その理由はリンパ節廓清は決して子宮や基靱帯の剔除に従属するものではなく,重要性に於いて同価値と考えられるので,1)手術開始直後のあまり疲れていない間に行なう,2)子宮剔除前にあらかじめリンパ節廓清を行なうと,外腸骨動静脈,内腸骨動静脈の骨盤腔内にある部分や分枝がはつきりし,子宮動静脈の走行や閉鎖神経の走行がはつきりし,その後の操作がやりやすくなる,3)腫瘍細胞のリンパ管内や静脈への侵入,移動は原発巣の部分を動かすような操作によつて促進されることが,臨床的にも実験的にも証明されているので,あらかじめこの通路を遮断する意味で,先にリンパ節廓清を行なつた方がよいと考えられること,4)リンパ節廓清が不可能である時は手術の目的が達成できぬので,特にリンパ節の癒着の予想される時はまずリンパ節廓清を試みるのが合目的である,などの理由によつている。
 普通子宮を固定し,両側の円靱帯(子宮円索)ついで骨盤漏斗靱帯(卵巣提索)を切断し,両側子宮広間膜を切開した後,総腸骨血管,外腸骨動静脈,下腹動静脈,閉鎖血管,閉鎖神経周辺のリンパ節,すなわち総腸骨リンパ節(上腸骨リンパ節),外腸骨リンパ節,下腹リンパ節,閉鎖リンパ節等を周囲の脂肪組織と共に剔除する。なおこの際,外腸骨血管の下方にあるいわゆる深鼠径リンパ節も十分に廓清する。

特に「範囲と限界」を中心として

著者: 増淵一正

ページ範囲:P.625 - P.627

I.リンパ節廓清の時期および範囲
 1.時期
 開腹して円靱帯および骨盤漏斗靱帯を結紮切断し,Bummの切開を施し,膀胱を子宮頸部から剥離し,ついで膀胱側腔を開いてから直ちにリンパ節廓清に移る。

手術時の2,3の配慮

著者: 橋本清

ページ範囲:P.627 - P.629

I.リンパ節廓清の時期および範囲
 近年リンパ節廓清を先行することが頸癌根治手術として一般化してきた。しかし,先行するというその時期や方法も細部に於いては術式ごとに若干の差があるように思われる。
 現在私達が行なつている術式は次の通りである。開腹後の局所所見の判定からいよいよ手術実施と決定したならば,円靱帯,漏斗骨盤靱帯の結紮切断,広靱帯の展開後にまず膀胱側腔を開放して基靱帯根部を一応調べてみる。ついで外腸骨血管に沿つて腹膜を剥離挙上し,側鉤をかけて牽引して総腸骨血管を露わす。その外側にある総腸骨節よりはじめて,外腸骨節〜外鼠径上節〜内鼠径上節〜閉鎖節〜内腸骨節の順序でリンパ節およびそれを含むおそれのある脂肪織を丁寧に廓清する。子宮動脈の結紮切断,尿管の広靱帯後葉よりの剥離,直腸・腟間の剥離,直腸側腔の展開を終つてから改めて基靱帯根部の廓清を行なう。子宮摘除を完了し,止血処理を終えてから改めて骨盤壁を精査してリンパ節遺残の有無を確かめる。殊に基靱帯根部附近は細心の注意で精査し,遺残のないことを確認してから骨盤腹膜を閉じる。

子宮頸癌手術時の播種性再発の重要性

著者: 川上博

ページ範囲:P.629 - P.632

I.リンパ節廓清の時期および範囲
 岡林式系統的広汎性子宮摘出術の特徴はまず基靱帯を一括して骨盤壁になるべく接近して二重に挾み,切断し,しかる後に原発巣に近い,膀胱や尿管の遊離を行なう点にある。このような順序で手術を行なうことによつて尿管の遊離,膀胱の剥離などを行なう際に原発病巣をいかに圧迫しても病巣からの癌細胞のリンパ管内流出を防ぐことができる。
 もし,逆に原発病巣付近の操作をさきに行なうことの操作中病巣を圧迫することによつて,癌細胞はリンパ流内に流出して拡散し,その後基靱帯の血管のみを露出するようなことを行なうとリンパ管は切断され,手術野に癌細胞は散布されることになる。岡林式手術はこのように基靱帯をまず挾んでリンパ流を遮断し,基靱帯内のリンパ管を切断することなく一括して基靱帯全部を挾んでリンパ液の流出を起こさないようにする点が特徴である。

グラフ 新生児の観察シリーズ・1

新生児の呼吸障害とレ線写真

著者: 島田信宏

ページ範囲:P.607 - P.610

 新生児の生後間もない死亡原因の多くは呼吸障害である。生後2〜3時間頃より呼吸困難を示す肺硝子膜症,あるいは出生時よりひきつづいて呼吸障害を示す肺拡張不全,羊水吸引症候群など代表的な疾患であるが,最近ではR.Usherらが輸液療法を開発して以来,治療面でも大いに進歩してきた。我々が新生児の呼吸障害を発見したら,その発見時期,呼吸障害の程度,症状をよく観察したのち,レントゲン写真の撮影を行なつて,診断をしてほしいのである。症状からも,聴診からも診断できない種々の胸廓内の異常が発見され驚かされる時がある。私達の新生児室では,この1年間総分娩数2,500例中28例の呼吸障害を示す新生児を治療した。ここにその呼吸障害の症状やレ線像を図示して解説を加えてみた次第である。

誌上シンポジウム“新生児”・7

<Discussion> 新生児の呼吸障害(下)

著者: 小林隆 ,   島田信宏 ,   村田文也

ページ範囲:P.643 - P.651

 司会 ありがとうございました。それではこれから討論に入りたいと思います。産婦人科では,少なくともわれわれの時代には,まず粘液を吸引したのち皮膚に物理的な刺激,たとえば脊中をたたくとか,摩擦するとか,あるいは冷熱交互の温度刺激を加え,屈伸法による人工呼吸をやり,一方ビタカンファーの注射をするぐらいで酸素は与えなかつたように思うのです。今日では酸素は勿論ですが,今先生のお話を聞きますと,血液そのものの状態を改善するところまで進歩してきたのは大したものですね。
 昔はSchultze法とか,諸方法によつて赤ん坊を部屋の中で振り回すという,かなりprimitiveなことをやつたわけです。今はそんな荒つぽい方法はcontraindicationですが昔のそういう荒つぽい方法にも多少はいいところがあつたように思われるのです。陽陰圧蘇生器でぱかぱか自動的にやつていてもなかなか泣かない。そこで胸を押すとか屈伸法をやると急に泣き出すこともよくありますからね。先ほど言われた脊柱をこする方法も昔のいい面をとり入れていることになりますね。

新生児の呼吸障害(下)

新生児仮死蘇生法

著者: 島田信宏

ページ範囲:P.636 - P.639

1.仮死蘇生の理論
 仮死の新生児の蘇生術,まず一番先に考えられますことが気道の開放とそれをいかに保持していくかということだと思います。最初にやりますのが児頭が娩出されますときに,新生児の顔をふくということでございますが,これは鼻のほうから口にかけて1回ちよつとふいただけで鼻腔内にあります粘液,羊水などほとんど大部分が押し出されてしまうということで,重要なことだと思います。
 それから吸引のカテーテルを使いまして羊水を吸引する方法は,新生児は口から呼吸ができませんので,まず鼻から吸引をしていただく。それから口腔の中,咽頭といくわけですが,長い時間同じところを吸引しておりますと,刺激になりまして,咽頭反射なども起こつて参りますので,できるだけ頻回にちよくちよく吸引するということが大事であろうかと思います。それから舌根が下がつてしまうような場合にはair wayを入れる,それでもだめな場合は気管の中に挿管をする。これは仮死の新生児にいきなりチアノーゼがあるところへ,挿管の操作をいたしますと,ますます咽頭反射,迷走神経反射などでチアノーゼが強くなつたり,呼吸が出てきませんので,必ずマスクやバッグで酸素を十分与えたあと,あわてずに気管内挿管をするということが必要です(表1)。

新生児の呼吸障害に対する輸液療法

著者: 村田文也

ページ範囲:P.640 - P.642

1.はじめに
 今年の日本小児科学会総会でColumbia大学のJamesが行ないました特別講演の要旨を見ますと,新生児の呼吸障害に対する最近の治療方法をうかがい知ることができます。Jamesは治療に関する話題として6つの項目を取り上げましたが,それらに対する彼の評価を要約いたしますと,1) acidosisの矯正 2)保温 3)酸素は有効である。4)アセチールコリンの効果は目下のところ疑問である。5)界面活性剤は無効である。6) respi—ratorの使用は努力に値することではあるが,今後の検討を要するということでありました。なかでも彼はaci—dosisの矯正を非常に重要視いたしましてかなりの時間をさいて説明をいたしました。

連載講座 産婦人科医のための血液学・8

妊娠と白血病

著者: 野村武夫

ページ範囲:P.653 - P.657

はじめに
 近年,白血病の発生が逐次増加の傾向をたどつているのは衆知のことがらであり,これは本邦のみならず世界各国に共通して認められる現象である。一方,諸種抗白血病剤の臨床導入により,慢性白血病はもちろん,急性白血病症例の一部にも寛解状態をもたらすことが可能となり,このような症例では一時的にせよ平常の生活を享受でき,また生存期間も延長する。したがつて,白血病に罹患後妊娠したり妊娠中に発病する機会が増加していることが当然予想され,事実,本邦でも諸外国でも,妊娠と白血病の合併例の報告は次第に増していく傾向がうかがえる。

研究

子宮卵管通気曲線に及ぼす精神調整剤の影響について

著者: 中嶋唯夫 ,   柳下晃 ,   島田清 ,   柄沢和雄 ,   足立康弘 ,   加口直衛 ,   吾妻博 ,   竹内稔弘 ,   堀江紏 ,   川嶋正也 ,   遠藤正枝

ページ範囲:P.659 - P.664

はじめに
 不妊症の診察に際し,卵管因子は既知因子として重要な位置を占めているが,卵管疎通性の有無を検討し,諸検索にもかかわらず終に疎通性を見出しえず,開腹後はじめて疎通性を発見することはまれでなく,また疎通性を見出し得ぬまま妊娠成立に至ることもまれでない。このような事実から我々は卵管疎通障害の治療としての手術療法,すでに発表したキモプシン療法の他,すでに中間報告を行なつたごとく卵管攣縮を主たる対象として従来の自律神経遮断剤に代わつて精神調整剤の効果を報じたが,その後さらに症例を加え検討を行なつたのでここに報告する次第である。

Isotope入門・4

産婦人科領域における3H-Radioautography

著者: 岩崎寛和 ,   香西義昭

ページ範囲:P.665 - P.670

はじめに
 核医学の進歩に伴い,今日では,ほとんどあらゆる種類の放射性同位元素を用いたRadioauto—graphy (RAG)が我々の領域の種々な研究に試用され,輝かしい成果をあげつつあるが,中でも水素の同位元素である3H (Tritium)の化合物を用いたRAGは以下に述べるような特徴を有しているために,他の放射性同位元素の使用によつては得られなかつた特殊な知見がえられ,さらに電子顕微鏡領域の開発までも行なわれるに至り,RAGによる研究に一段の飛躍を示した点注目に価する。そこで今回は現在我々が研究中の3H-nucleo—sidesを用いたRAGを中心として,3H-RAGの特徴,応用面とその意義ならびに実験操作の概要について解説的に記述を試みることにする。

学会展望

第3回日本新生児学会総会を聴いて

著者: 中嶋唯夫 ,   吉岡宏

ページ範囲:P.672 - P.673

第1日(7月15日)
 本年の総会は,関西医大小児科松村忠樹会頭によつて猛暑に入り早々,7月15,16日大阪サンケイホールで開催されたが,会頭のお話ですと,会員数も昭和41年末の3,322名から本年6月末日で4,075名を数え,ますます発展,かつ演題数も129題を数え,会場の選定,プログラム作製等に御苦労された由である。朝8時35分から夕方7時まで,昼食休憩にも時間が食い込むスケジュールであり,出席者1,200名に及んだが,まず冷房のよく利いた,スペースも十分なサンケイホールが用意され,充実した,総会となつたことを会員の一人として改めて会頭に御礼を申上げたいと思います。

My Technique in series・8

排卵誘発法

著者: 五十嵐正雄

ページ範囲:P.674 - P.676

 無月経や無排卵周期の続いている婦人が妊娠を希望した場合,排卵の人工的誘発がどうしても必要になる。排卵誘発法については従来本邦でも欧米でも多数の研究が重ねられてきた。というのは不妊婦人にとつてきわめて重要なこの排卵誘発が,決して容易には成功しなかつたためである。しかしごく最近,欧米で画期的な排卵誘発剤,clomiphene, F6066, HMG, HPGが相ついで開発され,その優秀な効果が確認され,本邦の諸大学でも追試された。本邦の臨床第一線の婦人科医がこれらの薬を自由に入手し,使用できる日もおそらくそう遠い将来ではないと思う。またごく最近,私共は牛の視床下部から抽出したFSH放出因子(FSH-RF)を臨床的に応用して人排卵誘発に成功した。このように従来困難であつた人排卵誘発に最近画期的進歩が認められ,新しい時代が展開されようとしている。
 私共は1957年以来,人排卵誘発法について研究成果をたびたび発表してきたが,従来の研究に加えて,最近の新しい排卵誘発法を含めた排卵誘発の実際をここに述べたい。

薬の臨床

T.T.C.—Test (Urocheck)の使用経験

著者: 杉本一則 ,   宮島貴 ,   早川佐和重 ,   中野栄喜

ページ範囲:P.681 - P.684

はじめに
 産婦人科領域では,婦人の解剖学的特徴により,日常,外来・病室において尿路感染症状を訴える者が比較的多く,特に,妊婦・褥婦においては,妊娠・分娩・産褥等による身体的環境変化により,尿路感染症状を訴える者が更に多いようである。また,かような場合,尿細菌学的検査で陰性の結果を得ることもまれではない。すなわち,物理的・神経的・ホルモン的要因に基づくものもあると思われる。
 尿路感染症の診断の根本は,感染による真の細菌尿(尿1ml中に105以上の細菌が存在する場合)の決定であり,この決定には現在のところ,尿中細菌定量培養法が信頼すべき正確な方法とされている1)〜5)。 しかしこの方法はかなり煩雑で相当時間を要し,まだすべての患者の日常Screening法としては不適当な点が多いと思われる。一方,2,3,5,—Triphenyl tetrazolium chloride Test (TTC-Test)とは,簡便・迅速に感染による真の細菌尿をscreenする化学的な尿中細菌定量法で,1950年Wundt6)が,活発に代謝作用を行なつている細菌により,無色可溶性の2,3,5,—Triphenyltetrazolium chloride (T.T.C.)が赤色不溶性のTriphenyl formazan (T.F.)になる事実を発見したことに端を発している(図1)。

Megestrol acetateの産婦人科領域における応用

著者: 橋口精範

ページ範囲:P.685 - P.688

はじめに
 私共は種々のgestagenの産婦人科領域における応用について検討を加えてきている。その1つとして,megestrol acetateについての検討成績についてのべる。用い方としては,megestrol ace—tate 4 mgとethinyl estradiol 50γを1錠に含むもので行つたもので,それぞれの構造式は図1,図2のようである。
 これを用いて,産婦人科領域における応用,とくに続発性無月経,月経周期の人工移動,月経困難症,不妊症,切迫流産,排卵抑制,乳汁分泌抑制などに応用してみた。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?

71巻3号(2017年4月発行)

今月の臨床 婦人科がん低侵襲治療の現状と展望〈特別付録web動画〉

71巻2号(2017年3月発行)

今月の臨床 産科麻酔パーフェクトガイド

71巻1号(2017年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 性ステロイドホルモン研究の最前線と臨床応用

69巻12号(2015年12月発行)

今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く

69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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