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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科21巻8号

1967年08月発行

文献概要

Isotope入門・4

産婦人科領域における3H-Radioautography

著者: 岩崎寛和1 香西義昭1

所属機関: 1横浜市立大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.665 - P.670

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はじめに
 核医学の進歩に伴い,今日では,ほとんどあらゆる種類の放射性同位元素を用いたRadioauto—graphy (RAG)が我々の領域の種々な研究に試用され,輝かしい成果をあげつつあるが,中でも水素の同位元素である3H (Tritium)の化合物を用いたRAGは以下に述べるような特徴を有しているために,他の放射性同位元素の使用によつては得られなかつた特殊な知見がえられ,さらに電子顕微鏡領域の開発までも行なわれるに至り,RAGによる研究に一段の飛躍を示した点注目に価する。そこで今回は現在我々が研究中の3H-nucleo—sidesを用いたRAGを中心として,3H-RAGの特徴,応用面とその意義ならびに実験操作の概要について解説的に記述を試みることにする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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