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Isotope入門・4
産婦人科領域における3H-Radioautography
著者: 岩崎寛和1 香西義昭1
所属機関: 1横浜市立大学医学部産婦人科教室
ページ範囲:P.665 - P.670
文献購入ページに移動はじめに
核医学の進歩に伴い,今日では,ほとんどあらゆる種類の放射性同位元素を用いたRadioauto—graphy (RAG)が我々の領域の種々な研究に試用され,輝かしい成果をあげつつあるが,中でも水素の同位元素である3H (Tritium)の化合物を用いたRAGは以下に述べるような特徴を有しているために,他の放射性同位元素の使用によつては得られなかつた特殊な知見がえられ,さらに電子顕微鏡領域の開発までも行なわれるに至り,RAGによる研究に一段の飛躍を示した点注目に価する。そこで今回は現在我々が研究中の3H-nucleo—sidesを用いたRAGを中心として,3H-RAGの特徴,応用面とその意義ならびに実験操作の概要について解説的に記述を試みることにする。
核医学の進歩に伴い,今日では,ほとんどあらゆる種類の放射性同位元素を用いたRadioauto—graphy (RAG)が我々の領域の種々な研究に試用され,輝かしい成果をあげつつあるが,中でも水素の同位元素である3H (Tritium)の化合物を用いたRAGは以下に述べるような特徴を有しているために,他の放射性同位元素の使用によつては得られなかつた特殊な知見がえられ,さらに電子顕微鏡領域の開発までも行なわれるに至り,RAGによる研究に一段の飛躍を示した点注目に価する。そこで今回は現在我々が研究中の3H-nucleo—sidesを用いたRAGを中心として,3H-RAGの特徴,応用面とその意義ならびに実験操作の概要について解説的に記述を試みることにする。
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