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文献概要
特集 新生児研究の問題点
痙攣新生児のスクリーニング検査と記録
著者: 石塚祐吾1
所属機関: 1国立東京第2病院小児科
ページ範囲:P.955 - P.961
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新生児の多くの症状の中で痙攣は,頻度からみれば少ないものであるが,予後の面からみると極めて重大な症状である。しかもその原因となると,単に神経系疾患だけでなく広範囲に及び多種多様である。従つて原因を知り処置を決めるために必要な検査の種類も数多く,十指に余るほどである。
しかしながらそれらの中には,特殊な精密検査やめつたにない原因に対する検査も含まれている。一方,日常臨床において私たちが,いま現実に痙攣をおこしている新生児にぶつかつた場合,多くの検査を,ただ思い出すままに行きあだりばつたりに行なつていたのでは,時機を失する恐れがある。
新生児の多くの症状の中で痙攣は,頻度からみれば少ないものであるが,予後の面からみると極めて重大な症状である。しかもその原因となると,単に神経系疾患だけでなく広範囲に及び多種多様である。従つて原因を知り処置を決めるために必要な検査の種類も数多く,十指に余るほどである。
しかしながらそれらの中には,特殊な精密検査やめつたにない原因に対する検査も含まれている。一方,日常臨床において私たちが,いま現実に痙攣をおこしている新生児にぶつかつた場合,多くの検査を,ただ思い出すままに行きあだりばつたりに行なつていたのでは,時機を失する恐れがある。
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