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研究
子宮頸癌放射線療法におけるリンパ造影法の検討
著者: 関場香1 新太喜治1
所属機関: 1岡山大学医学部産科婦人科学教室
ページ範囲:P.971 - P.976
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リンパ節癌転移の有無が子宮頸癌の予後に影響する大きな因子であることは明白である。手術療法においては術後の摘出標本を組織学的に検索することにより,癌進展の範囲を詳細に知ることができるので,予後とよく一致する術後分類が可能であり,症例によつては放射線照射を追加することが行なわれている。放射線療法においても癌進展の程度をできるだけ客観的に把握して,それに適した量の放射線を必要な範囲に照射するよう努めたいし,また放射線療法経過中の癌転移リンパ節にどのくらいの線量が照射されて如何なる反応がおこるかをみて,放射線効果の判定ができれば好都合である。以上のような観点から,子宮頸癌放射線療法患者にリンパ造影法を応用し検討を試みた。
リンパ節癌転移の有無が子宮頸癌の予後に影響する大きな因子であることは明白である。手術療法においては術後の摘出標本を組織学的に検索することにより,癌進展の範囲を詳細に知ることができるので,予後とよく一致する術後分類が可能であり,症例によつては放射線照射を追加することが行なわれている。放射線療法においても癌進展の程度をできるだけ客観的に把握して,それに適した量の放射線を必要な範囲に照射するよう努めたいし,また放射線療法経過中の癌転移リンパ節にどのくらいの線量が照射されて如何なる反応がおこるかをみて,放射線効果の判定ができれば好都合である。以上のような観点から,子宮頸癌放射線療法患者にリンパ造影法を応用し検討を試みた。
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