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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科22巻11号

1968年11月発行

研究

胎盤および子宮頸癌組織内のLDH isozyme patternの比較について

著者: 林耀東1

所属機関: 1山口大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.977 - P.981

文献概要

はじめに
 乳酸脱水素酵素Lactate Dehydrogenaseは解糖系に関与する酵素の1つで,どの方法に従つても大体5コのアイソザイムに分離される。この5コのアイソザイムは酵素学的に性質を異にする2コのsubunitで構成され,そのアイソザイムパターンが臓器特異性を示すので臨床診断に広く応用されている1)
 胎盤と癌はともに増殖の盛んなことでは極めて良く似た組織であるので,私は胎盤および子宮頸癌組織中のLDH isozymeについて追求し,この2つの間にどのような共通点が見られるか比較検討した結果,はなはだ興味ある成績を得たのでここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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