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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科22巻12号

1968年12月発行

特集 婦人科造影の臨床

子宮卵管造影手技

著者: 山口龍二1 藤山忠信1

所属機関: 1東北大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.1011 - P.1017

文献概要

はじめに
 子宮卵管造影法(Hysterosalpingography,HSG)は,最初は卵管の通過性を知る目的で始められたが,その後の進歩によつてその応用範囲は現在子宮卵管疾患のほとんどにわたり,また優秀な造影剤の開発によつてかつては禁忌とされた性器出血,子宮外妊娠などの場合にも積極的に用いられるようになつた。今や本法は婦人科領域における診断学にとって不可欠なものとなっている。本稿においては,既に日常の検査法として半ば常識化されている点を整理し,われわれの行なつている方法を中心としてHSG撮影手技について解説を試みたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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