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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科22巻2号

1968年02月発行

雑誌目次

特集 最近の産科感染症--その診断と治療

菌感染についての概論

著者: 桑原章吾 ,   五島瑳智子

ページ範囲:P.101 - P.105

はじめに
 微生物が生体組織内に侵入して増殖すると,宿主は侵入した微生物種,あるいは寄生部位の組織に特有の反応を示して,多くの場合,微生物の拡大増殖を妨げるとともに,積極的にこれを殺滅しようとする。微生物と生体のこのような斗いの経過はいわゆる「炎症」なる病理学的変化で特徴づけられている。感染症の症状は,いわば炎症の起こりかたによつて規制されているのである。
 感染症の過程は,病気の起こつている時点で身体のどこかに両者の干渉が起こつたというだけでなく,その進行の過程を通じて,宿主側の防衛能力に長期にわたる変化—防衛力の増強,あるいは逆に過敏性の発現など—を誘発するという面で,宿主の身体になかなか消えない「足跡」を残すことが多く,それがあるばあいには,つぎに起こる感染症の経過を微妙に左右することがある。

産科領域におけるグラム陰性桿菌感染症

著者: 青河寛次

ページ範囲:P.107 - P.114

I.産褥感染起炎菌の推移
 産褥熱の発生は,化学療法の普及により今日ほとんどその姿を消したものと一般に考えられており,産褥感染が産科学における最も重要な課題であつたのはすでに往昔に属するとされている。産褥熱の発症率は,たとえば,真柄教授の調査(1965年)によると,表1の通りであつて,化学療法以前:6.6%に比し,サルファ剤期:10.7%,抗生物質期:1.5%であり,また,産褥熱による死亡率の推移を厚生省統計からみると,化学療法以前:0.066%に比し,サルファ剤期:0.028%,抗生物質期:0.011%と漸減している。
 このように,高熱を発し重篤な全身症状を招くいわゆる産褥熱は,明らかに激減しており,これは,従前からの産褥熱起炎菌の推移と密接に関連するものと解せられる。すなわち,化学療法以前には好気性溶血性レンサ球菌が数10〜80%を占めており,本菌は毒力もつよく,全身性の伝播傾向も著しかつたのである。しかし,溶連菌は抗生物質にきわめてすぐれた感受性を有するため,Penicillinをはじめとする化学療法により,現在では産褥熱起炎菌としての意味に乏しくなつている。そして,グラム陰性桿菌(G.N.B.)とブドウ球菌が産褥感染の起炎菌としての立場を占めてきているのが現況である。

院内感染菌による感染症

著者: 松田静治

ページ範囲:P.115 - P.121

はじめに
 1950年以降いわゆる交叉感染(cross infection)としての病院内感染が病院ブドウ球菌感染症Hos-pital staphylococcosisを中心にいろいろの問題を提起してきた。最近ある産院で起こつた乳児の集団結核感染が世間の関心をひき,これが果して避けられない院内感染かどうか論議された。たまたまこの一件は結核という特殊な疾患の院内感染であつたため注目を集めたのであるが,現実にはもつと重大な院内感染がありはしないか,しかも従来これがあまりに問題とならずに処理されたきらいがないであろうか。近年Aseptic-technicの確立,抗生物質の相次ぐ出現等化学療法の発達普及による感染症治療の進歩や病院設備の改善,デラックス化等が次々にみられるにかかわらず,院内で発生する感染症の頻度は往時に較べ必ずしも減少していない。特にわが領域のごとく新生児,未熟児を扱う分野では一たん感染が起こるとその影響はきわめて大きいものがある。
 閉鎖環境である病院内で発生する感染症の特徴としては,第一に耐性菌感染症の多いことがあげられる。これは院内では抗生物質の使用量が多く,ために耐性菌が発生しやすいことに起因する。したがって耐性菌感染は経路の発見が困難なだけに患者自身に重大な結果を招くことがあるほかその患者が感染源となる可能性も予想される。第二の特徴は院内には化学療法を施行中の開放性化膿巣を有する患者や感染に対し抵抗力の減弱している新生児,褥婦,慢性疾患患者等が多数収容されており,健康人には感染を起こすことの少ない弱毒菌による感染も起こりうることである。結局病院環境はいわば耐性菌の感染,蔓延にとつて最適の諸条件を備えた場所ということができよう。

妊娠とウイルス感染

著者: 水野重光

ページ範囲:P.123 - P.129

はじめに
 妊娠初期に風疹に罹つた場合,胎児に種々の奇形が発生することが1941年Greggによって発表されて以来,本事実は相次ぐ報告によつてほぼ確認された。ここにおいて風疹以外のウイルス性疾患によつても果してこのような現象がおこるものであろうかという懸念が新たに生じ,これを肯定する発表もあり,妊娠合併症としてのウイルス性疾患は産科学において現今注目を浴びている課題の一つとなつたのである。
 胎児への影響以外にも,従来の急性伝染病の場合と同じように,妊婦はウイルス性疾患に対し特に感受性が強いか否か,また妊婦が罹患した場合非妊婦におけるよりも予後が悪いか否かなど,母体への影響に関しても疫学上あるいは母体保護の点から看過できないが,今後の綿密な観察,検討を要する問題が多い。

トキソプラズマ症

著者: 古賀康八郎 ,   宮城茂樹

ページ範囲:P.131 - P.136

はじめに
 Toxoplasma(以下トと略記する)症は人獣伝染症の一つであって,動物のト原虫が人に移行して発生するものである。
 Toxoplasma原虫は1980年Nicolle & Manceauxによつて,ヤマアラシの一種Ctenodactylus Gon-diiから発見され,Toxoplasma Gondiiと名づけられたもので,その後,哺乳類,鳥類,爬虫類等から相ついで発見されている。人からは1937年Wolf & Cowen等により,痙れん発作を頻発し生後30日で死亡した新生児より発見されたのにはじまり,世界各地で盛んに報告されるようになつた。わが国でも1911年峰がもぐらより本原虫を発見しているが,人では1954年宮川等が4人の脳水腫の患者より発見したのが最初の報告である。つづいて宮崎(1955),松林(1955),大鶴(1958),常松(1958)等により多数の症例が報告されてきた。その後,皮内反応,色素試験,補体結合反応,赤血球凝集反応等が相ついで発見され,本症の特異的血清学的診断法が進歩するにつれ,人および動物間に広範な不顕性感染のあることが明らかにされている。

動物感染菌による感染症—主としてリステリア症について

著者: 相馬広明

ページ範囲:P.137 - P.140

はじめに
 最近の新聞で英国に家蓄の疫病が猛烈な勢いで流行しており,すでに18万頭が処分されたとあつたが,その病気は口蹄疫でビールス感染による。もしもこの口蹄疫にかかつた家蓄の乳あるいは肉を飲食した場合の人体への影響は致命的ではないが,骨髄にビールスは6ヵ月間生き続けるという報道が,人々に脅威を与えているという。このように家畜動物のもつ感染菌がもしも人体に感染した場合の障害については,たとえば古くはマルタ熱があるが,これは山羊のもつグルセラ・マルタ熱菌による感染である。またOxon等の報告によると,英国のある地方に見られる波状熱や関節炎が,乳牛と常時接する農夫や獣医などに多く,むしろ一種の職業病ともいわれ,それがブルセラ・ウシ流産菌による感染であろうとのべているように,家畜を扱う地方では等閑視できない問題となつている。最近本邦では輸入家畜動物が増加しており,そのような家畜伝染病がいつ蔓延するとも限らないし,一方本邦でも動物感染菌による人体感染例が招来されているので,特にトキソプラスマ感染を除いた他の動物感染菌による妊娠時の感染について紹介することも無意味ではあるまい。まず,トキソプラスマ症についで注目されているのはリステリア症である。

グラフ

リンパ節廓清に焦点をおいた超広汎性子宮癌根治術式

著者: 山本浩

ページ範囲:P.97 - P.100

 子宮癌根治手術は癌原発巣の子宮体そのものの摘出と原発巣からの癌浸潤経路である子宮の支持装置の摘出と,病巣より淋巴系を経ての転移病巣及び転移が存在するかも知れない淋巴節,淋巴管等淋巴系組織を広汎かつ完全に廓清することの3点を満足しなければならない。淋巴系組織の廓清は,動脈血管鞘に切開を加え(図1-1)血管壁より淋巴節を含む脂肪結合織を剥離両側に垂れ下るように下げ(図1-2)続いて静脈壁にも同様血管鞘に切開を加え(図1-3)両側に剥離し(図1-4)淋巴節,淋巴管を脂肪結合織と共に一塊としてen blockに廓清し,廓清は系統的に一定の順を追つて行なう。また現在一般に行なわれている子宮癌手術術式である岡林術式及びその変法は,支持装置の摘出なかんずく淋巴系組織の多い基靱帯に於いて(図2)のごとくその一部を切除しておるに過ぎず,相当量の淋巴系組織を含む部を骨盤壁に近く遺残しているから(図3)骨盤壁に沿つて基靱帯を切除し,その中に脂肪結合織と共に混在する淋巴節を全部摘出することは,子宮癌手術にとつて絶対必要条件といえる。

外国文献

Rhイソ免疫に対する子宮内輸血/正常および発育おくれた新生児

ページ範囲:P.105 - P.105

 Rhイソ免疫の15%は流産してしまうが,Liley(1964)が胎内輸血法を導入して以来,胎内生命を延長させ,出産しても生活しうるようにする可能性が出て来た。著者らは1965,1966両年の経験を吟味した。胎内輸血法について簡潔に触れ,おこりうる事故について警戒した。さて1965年度7名に10回の胎内輸血(4名1回,3名各2回),その結果,流産4,生産後溶血死1,survival28%。
 これに対し,対照9例(輸血せず)ではsurvival 66%。つまり,胎内輸血は全く無効のように見えた。しかし胎内輸血例は,より重症がえらばれ,liquor ratio (1.37)が非輸血(1.18)より高かつた等の因子もあり,手術の困難さが死亡の高い一因にもなつたと考えられた。1966年は28例に対し67回の胎内輸血を行い,survival 54%を得た。流産11例のうち9例の死亡は,輸血が終つて早期に流産が起つたものである。妊娠30週以後の胎内輸血は6例のみであるが,うち1例は,輸血手技のとき更に腹水110mlを抜去,輸血後10日で生産,流血にはdonorcellは発見できなかつた。生産16例は第35〜37週間におこつた。1例だけが輸血後16日で,35週目におこつた(premature)。生産児の罹病19例で,そのあるものは100%Rh(−)donor cellとなつて直接Coombs(−),残るものはRh(+)胎児血球が5%ほどあり,strong抗体でcoatされCoombsテストが異つた出方をした。

研究

未熟児の臨床(その1)

著者: 中川勲

ページ範囲:P.147 - P.153

はじめに
 昭和34年6月から同41年5月末日までの満7年間に東北公済病院小児科未熟児センターで取扱つた未熟児(低出生体重児と同意,以下同)598例について,統計的観察,主な疾病異常,臨床検査成績,剖検所見,退院後の発育経過等についてまとめてみたのでその概要を述べる。

Lacto A milkの新生児に対する使用成績

著者: 井槌進 ,   荒川公秀 ,   浜田悌二 ,   高橋英博

ページ範囲:P.155 - P.162

はじめに
 近年の人工栄養の進歩は,とくに母乳分泌の十分でない母とその乳児に対して大きな福音をもたらしている。 とはいえ,乳児にとつて母乳にまさる完全な食物はないという事実は現在においても変わりはなく,この見地から人工乳をできるだけ母乳へと近ずける試みは絶え間なく続けられ,むしろ近年その追求は激しさを加えつつあるともいえよう。
 今回,U社においては,milkの母乳化を目ざして不飽和脂肪酸配合などの栄養素組成の改善とともに,新たに母乳中に多量に含まれる1)2)とされるlysozymeを添加し,さらにnucleotideをも加えたLacto A milk(以下L-milkと略す)を作製し,その試用を求められたので,新生児を対象にこれを使用し,その成績を報告する。

産婦人科領域における3Mステリ・ストリップ・スキン・クロージャーの応用

著者: 松沢喜一 ,   佐藤敏光 ,   石井正巳

ページ範囲:P.163 - P.165

はじめに
 産婦人科領域における皮膚縫合は,開腹時における腹部皮膚,ならびに分娩時あるいは腟式手術時における会陰皮膚の縫合が主たるものである。この表皮の縫合は一見簡単ではあるが,腹壁縫合の場合,特に若年婦人ではコスメチックな点も考慮する必要があるため,かなり重要なものといわねばならね。
 従来の用糸皮膚縫合法では,縫合時にはもちろんのこと抜糸までは体動時に疼痛ないしは牽引痛を覚え,抜糸時には,程度の差こそあれ疼痛を伴うものである。またそれに加えて婦人の心理には抜糸までの不安感はぬぐいえないものがある。また会陰縫合の場合には,皮下組織の血行障害や,縫合糸による異物反応等のため発赤腫脹は多少とも認められるものである。

症例

卵胞内卵巣妊娠について

著者: 鈴木正彦 ,   伊藤久彰 ,   神田敬子

ページ範囲:P.167 - P.171

はじめに
 子宮外妊娠は最近増加の傾向にあるといわれるがその大部分は卵管妊娠であり,卵巣妊娠は極めて稀な疾患である。本疾患は1614年Mercer1),1682年Maurioe2)らにより初めて報告され,1899年Tussenbrock3)により病理組織学的に確立されたものである。その発生機序については種々の説があるが現在なお不明の点が多い。
 われわれは最近臨床症状より卵巣のう腫を疑つて開腹し,摘出物外観の肉眼所見から一時悪性腫瘍をも考えたが,病理組織学的検索の結果,卵胞内卵巣妊娠であることを確認した1例を経験したので報告するとともに卵巣妊娠に関し内外の文献について考察を加えた。

薬の臨床

内分泌失調症に対するMetharmon Fの治療効果

著者: 長瀬行之 ,   長谷川潜 ,   岡富峻 ,   大久保克祐 ,   板谷忠重 ,   吉井幸洋

ページ範囲:P.175 - P.183

はじめに
 Metharmon Fは1錠中に次のごとき組成を有する淡紅色の錠剤である。
 Pregnenolone 1.0mg, Androstenedione 1.0mg,  Androstenediole 0.5mg, Testosterone 1.0mg,  Estrone 5μg, Thyreoidea sicca 7.5mgこれらの組成は,生体内で発揮されているホルモン作用の実際上の根源であると考えられる活性ステロイドが主体となつているので,従来の性ホルモン製剤に比べると,その薬理作用は一そう生理的であり,副作用もまた少ないであろうということが想像される。

ユベラSを鉄剤に併用した鉄欠乏性貧血に対する治療成績

著者: 金沢義一

ページ範囲:P.185 - P.188

はじめに
 ビタミンEは1922年Evansによつて発見され, SureによつてビタミンEと命名された。最初は抗不妊ビタミンとして登場したが,最近では抗不妊のみでなく体組織の酸化環元系に関与する他,ある酵素系にも関係していることがほぼ確実となつてきた。臨床的には産婦人科領域においては習慣性流早産,不妊症その他諸種の疾患に有効といわれ,さらに循環器,神経,運動器,泌尿器,皮膚,眼,耳,口腔疾患などその応用領域はきわめて広い。さらに最近は海外において動物実験においてビタミンEがヘモグロビンの生成に関係があり,蛋白欠乏食による貧血がビタミンEの投与によつて治癒するという報告がみられる。
 我々は妊婦貧血,非妊婦貧血に鉄剤単独投与とユベラSの併用投与の実験を行ない,若干の治験を得たので以下に報告する。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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