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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科22巻4号

1968年04月発行

薬の臨床

17α-ethynyl-19-Nortestosterone 2mgとMestranol 100rの混合剤の避妊効果に関する臨床成績

著者: 小林拓郎1 雨森良彦1 渡辺卓1 市川尚1

所属機関: 1東京大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.359 - P.365

文献概要

はじめに
 1954年Djerassi et al.により経口投与で活性の失われない黄体ホルモソの合成に成功して以来,相次いで200種類におよぶいわゆる経口ゲスターゲンが合成され,その一部についてはPincus et al.により強力な排卵抑制作用を持つことが確認された。
 1956年San Juan,Puerto RicoにおけるPincus et Rockにより経口ゲスターゲンであるNorethynodrclの臨床実験が施行され,満足すべき避妊効果が得られて以来,経口避妊薬としてこれら合成ゲスターゲンは注目を浴びるに至つた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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