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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科22巻5号

1968年05月発行

文献概要

症例

先天性歯牙の1例

著者: 塚本隆是1 桜井皓一郎1 小谷朗2

所属機関: 1信州大学医学部産婦人科教室 2信州大学医学部附属病院歯科

ページ範囲:P.423 - P.425

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はじめに
 乳歯の萌出は大体生後半年から2年半の間に下顎乳中切歯から始まり,下顎第2乳臼歯の出齦に終るものである。しかるに出生時すでに萌出しているもの,あるいは生後1ヵ月以内に萌出したものは先天歯,先天性歯牙,または胎生歯等といわれ,とくに区別されており頻度もまれである。
 われわれは最近出生時すでに下顎中切歯部に歯牙の萌出している1例を経験したので,その症例概要につき報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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