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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科22巻5号

1968年05月発行

症例

シモナール氏羊膜索による足関節絞扼の1例

著者: 松浦俊平1 麻生武志1

所属機関: 1京都大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.431 - P.436

文献概要

はじめに
 シモナール氏羊膜索を伴う新生児奇形に関する報告は比較的まれであり,本邦においても10数例の報告をみるにすぎないが,しばしば重篤な胎児奇形を伴うため臨床上大きな意義を持つている。我々は最近妊娠10ヵ月の帝王切開分娩児にシモナール氏羊膜索による右足関節部絞扼を認め,整形外科的手術により治療せしめえた1例を経験したので,その概要を報告し若干の文献的考察を加える。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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