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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科22巻6号

1968年06月発行

グラフ

先天性尿膜管瘻による巨大臍帯

著者: 石田正統1 上田嘉昭1 本間恒夫23

所属機関: 1東京大学医学部第2外科教室 2東京大学医学部産婦人科教室 3都立墨田産院

ページ範囲:P.465 - P.468

文献概要

 新生児にみられる臍帯奇形の1つに尿膜管瘻がある。われわれは,最近この症例を経験したのでここに報告する。
 図1,図2に示す症例は満期経腟分娩にて娩出された男児で,出生時,写真のような臍帯の異常に気付かれ,臍帯ヘルニアの疑いで急患として来院した。妊娠分娩経過はほぼ正常であつたが,分娩時,羊水の量が多かつた(1200cc)ことに気付かれている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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