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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科22巻7号

1968年07月発行

連載講座 婦人科内分泌疾患のPSM的研究・3

心的因子と排卵機序

著者: 岡村靖1 北島正大1 荒川公秀1 立山浩道1 永川正敏1 後藤哲也1 倉野彰比古1

所属機関: 1九州大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.597 - P.601

文献概要

はじめに
 人間と動物との解剖学上の最も大きい差異は大脳皮質,とくに,新皮質であり,この部位が,人間としての高度な精神現象に密接な関連を有している(図1参照)。
 従つて,人間の大脳皮質,とくに新皮質の神経細胞の機能が,個体のhomeostasisを司どる内分泌一自律神経系に種々の影響を及ぼして,疾病が発生し,また,多様な予後を示すのである。本稿では,精神現象と排卵との関連について,実際の症例を挙げて述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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