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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科22巻9号

1968年09月発行

研究

妊婦血清耐熱性アルカリ・フォスファターゼ測定による胎盤機能検査法について—特に不安定型の臨床的意義について

著者: 山口龍二1 吉田威1

所属機関: 1東北大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.759 - P.763

文献概要

はじめに
 妊娠血清耐熱性アルカリ・フォスファターゼ(heat-stable alkaline phosphatase,HSAP)が胎盤機能検査法として簡便かつ有意義であることについては,われわれ1〜3),Messer4),Curzen & Morris5)によつて報告されている。なかんずく,われわれの前回の報告3)においては,分娩周辺期におけるHSAPの経過曲線が診断上意味があり,その中でも不安定な経過を示すものが重要であることを述べたが,今回は頻回測定例の数をふやし,不安定型を中心としてその臨床的意義について報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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