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研究
新しい産婦人科ホルモン療法
著者: 平野睦男1
所属機関: 1東北大学医学部産科婦人科教室
ページ範囲:P.771 - P.777
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「新しい産婦人科ホルモン療法」というテーマであるが,産婦人科におけるホルモン療法は,切迫流早産,排卵誘発,月経困難,機能性出血,自律神経失調症の治療,さらには乳汁分泌の異常や未熟児に対するホルモン療法,卵管不妊に対するコルチコイド療法など甚だ多方面にわたつており,限られた紙面で記述することは困難である。しかし最近のわが産婦人科領域におけるホルモン療法のうち,特に急速な進歩をとげたのは,何といつても排卵誘発方法であり,今回は特にこの新しい排卵誘発方法につき,著者の臨床研究を主体にして述べることにする。
「新しい産婦人科ホルモン療法」というテーマであるが,産婦人科におけるホルモン療法は,切迫流早産,排卵誘発,月経困難,機能性出血,自律神経失調症の治療,さらには乳汁分泌の異常や未熟児に対するホルモン療法,卵管不妊に対するコルチコイド療法など甚だ多方面にわたつており,限られた紙面で記述することは困難である。しかし最近のわが産婦人科領域におけるホルモン療法のうち,特に急速な進歩をとげたのは,何といつても排卵誘発方法であり,今回は特にこの新しい排卵誘発方法につき,著者の臨床研究を主体にして述べることにする。
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