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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科22巻9号

1968年09月発行

症例

剖検にて遭遇した先天性交感神経母細胞腫の1例

著者: 本多正弘1 東成1

所属機関: 1順天堂大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.787 - P.790

文献概要

I.緒言
 主に乳児または幼児の副腎髄質,交感神経等に発生する交感神経母細胞腫は悪性度が高く稀な疾患であるが,特に生後早期に発生した当該腫瘍の報告例は極めて少ない。
 われわれは,28才の初産婦で,軽度の妊娠中毒症を合併し,生後17時間26分で,肺炎を合併して死亡した児の剖検の結果,交感神経母細胞腫であつた例を経験したので,ここに概要を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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