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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科23巻1号

1969年01月発行

グラフ

ヒト子宮内膜の着床態勢

著者: 飯塚理八1 鈴木秋悦1 林方也1 佐賀正彦1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.5 - P.8

文献概要

 ヒト妊卵は排卵後5〜7日ごろまでに子宮腔に到達し,着床が成立すると推定されている。したがつて,排卵後5〜7日目の子宮内膜は着床準備態勢の完成された時期といえる。同時期を中心とした内膜に関する形態学的また酵素組織化学的態度について検討してみた。まずヒト分泌期中期の子宮内膜を2% Os O4(酢酸ベロナールBuffer)で固定,エタノール系列による脱水を行ない,Luft法によりEpon樹脂包埋後,超薄切片作成,二重電子染色を施し,日立製HU 10型電子顕微鏡で観察した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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