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シンポジウム 妊娠中毒症による胎児および新生児死亡の原因と対策
臨床統計
著者: 加来道隆1
所属機関: 1熊本大学
ページ範囲:P.9 - P.11
文献購入ページに移動 先ほども申し上げましたように,妊娠中毒症に対する母体の死亡率は,かなり減少したというのでありますが,過去5年間の胎児および新生児の死亡率は,どういうふうになつているだろうか。こういうことを全国の各大学および大きな病産院についてアンケートでお願いいたしまして,その結果を集計してみました。
まず妊娠晩期中毒症の発生頻度でございますが,表1に示すように,過去5年間の統計は12%で,1昨年私が臨床大会で後遺症のお話をさせていただきましたときに発表した11.7%と全く同じでございます。
まず妊娠晩期中毒症の発生頻度でございますが,表1に示すように,過去5年間の統計は12%で,1昨年私が臨床大会で後遺症のお話をさせていただきましたときに発表した11.7%と全く同じでございます。
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