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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科23巻1号

1969年01月発行

文献概要

シンポジウム 妊娠中毒症による胎児および新生児死亡の原因と対策

臨床統計

著者: 加来道隆1

所属機関: 1熊本大学

ページ範囲:P.9 - P.11

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 先ほども申し上げましたように,妊娠中毒症に対する母体の死亡率は,かなり減少したというのでありますが,過去5年間の胎児および新生児の死亡率は,どういうふうになつているだろうか。こういうことを全国の各大学および大きな病産院についてアンケートでお願いいたしまして,その結果を集計してみました。
 まず妊娠晩期中毒症の発生頻度でございますが,表1に示すように,過去5年間の統計は12%で,1昨年私が臨床大会で後遺症のお話をさせていただきましたときに発表した11.7%と全く同じでございます。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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