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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科23巻1号

1969年01月発行

薬の臨床

産婦人科領域におけるCG 201の使用経験(第2報)

著者: 中津幸男1 手塚一郎1 内藤忠尚1 荷見晴彦1

所属機関: 1同愛記念病院産婦人科

ページ範囲:P.75 - P.79

文献概要

はじめに
 衆知のごとくアトロピンはその抗コリン作動性作用,平滑筋鎮痙作用を有することにより,日常臨床面において不可欠の薬剤の一つであるが,その副作用もまた無視できない面もあり,用法用量にも注意を要する点がある。したがって,アトロピン様作用を有するが,しかも副作用が少ない誘導体の合成研究がすでに斯界において試みられていた。
 最近,西ドイツGrünenthal社においてこの目的に適つた物質が合成され,その薬理作用についてはOster-lohら1)により詳細に報告されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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