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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科23巻11号

1969年11月発行

文献概要

特集 産婦人科 今日の焦点・Ⅰ

フェニールケトン尿症

著者: 大浦敏明1

所属機関: 1大阪市立小児保健センター第1内科

ページ範囲:P.963 - P.968

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はじめに
 先天性代謝異常症は毎年いくつかの新しい疾患が報告され,その数は現在おそらく百数十にのぼるであろう。しかもその多くのものは,肉体的異常のみならず精神薄弱を伴つている。これらの疾患の大多数は,今日なお治療の手段が見つかつていないが,いくつかの疾患については,なんらかの手段によつて多少とも治療可能であることが判明しつつある。
 表1は精神薄弱を伴なう先天性代謝異常症のうち,多少とも治療効果の認められるものを,Bickel1)にしたがつてまとめたものである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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