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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科23巻12号

1969年12月発行

特集 産婦人科

今日の焦点・Ⅱ

不妊症研究の新動向

著者: 林基之1 宇田典弘1

所属機関: 1東邦大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.1013 - P.1016

文献概要

はしがき
 不妊症の研究は「妊娠成立機序」を明確にすることにつきるが,これはほ乳類の共通課題である「生殖生理学」の確立にほかならない。ところがこの方面は生理学者の興味をあまり引かないため,もつぱら一部の動物学者,畜産学者,産科医,泌尿器科医などの手にゆだねられている現況である。
 しかもこの研究の裏をかえせば,妊孕性抑圧ということが表面に出てきて,目下世界の大きな問題である低開発国の人口制限にも直接つながつている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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