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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科23巻12号

1969年12月発行

薬の臨床

Aminocyclohexyl Penicillin 6-(1-Aminocyclohexane carboxamido) penicillanic acidに関する研究

著者: 水野重光1 高田道夫1 佐野慎一1 上山卓也1

所属機関: 1順天堂大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.1089 - P.1093

文献概要

はじめに
 近年における合成penicillinの開発はめざましく,最近1年間に登場したものだけでも,iso×zolyl系合成penicillinであるflucloxacillin,6-amino penicillinicacidから合成されたcarpenicitlinがある。前者は撰択的抗生物質として耐性ブ菌感染症に有効であり,後者は広領域効果をもち,aminobenzilpenicillin(AB-PC)によく似た抗菌スペクトルを示し,特にproteus, pseudo-monasに対して有効である。
 合成penicillinは上記2製剤からもわかるように,撰択的スペクトルをもつグループと広領域抗菌スペクトルを示すものとの2つに大別される。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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