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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科23巻2号

1969年02月発行

雑誌目次

グラフ

培養ヒトTrophoblastの電子顕微鏡的観察の試み

著者: 野嶽幸雄 ,   田村昭蔵 ,   山口光哉 ,   中川欽司 ,   鈴木健治

ページ範囲:P.89 - P.94

 近年著しい発展を遂げつつある生物学上の種々な領域における新しい技術と成果を導入し,生体の機能と形態の関連を極微の世界にとらえようとする試みがなされるに至り,電子顕微鏡的研究はさらに新たな発展を示しつつある。
 Trophoblast(以下Trと略す)の電顕的研究は,Wislocki & Dempsy(1955年)1)以来,形態学的追求を主眼として詳細な検討が行なわれてきたが,その成果をかかる観点からとらえようとする試みは,他の分野に比べいまだ十分とはいい難い。

外国文献

経口避妊剤と血栓栓塞症

ページ範囲:P.94 - P.94

 この問題については多数の文献,WHO報告などもあるが,これら多くの報告をあつめて展望をこころみるに,受胎期の非妊婦は入院者て平均0.91/1000婦人/年,通院者で2.2/1000/年の頻度で血栓塞症(TE)を呈する。産後期でも欧州10.4/1000分娩,米国2.6〜6.4(平均3.1)/1000分娩前では0.74/1000妊婦/年。さてこれを基礎として,経口避妊薬を用いた初めのころ(1961まで),TEほとんど報告なく4,271例のnore-thynodrel+mestral使用者中possi-ble TE 1例のみ。TEをはじめて確かめたJordan (1961)以後TrlerまでのOC使用4,427名のうちTE3例のみ,これらはしたがつて偶然の合併といわれてもいたし方なかつた。さて,OC合併症大規模調査Satterthwaite (1962),Kirchoff (1965),Rice-Wray(1964),Tyler(1964),Frank (1965)を集計するとOC使用50,781例中,TE 28例,つまり0.55/1000婦人/年で,OC使用がTE発生率を高めているという成績ではない。しかるに最近英国ICDは61,216例のOC使用者についてTE発生が2倍にふえるとしている(J.Coll.Gen.Pract., 13, 267, 1967).Vessey(1968)は反対にOC使用でも0.5/1000/年だとして増加を否定している。既往にTEのあつたものでOCを使つた婦人ども,TE新規発生は非使用と同率である(Heber 1967, Vessey 1968)。肺栓塞 (pE)は Ad Hoc Committee(1963)はOC使用1.21/100,000,非使用0.84/100,000で統計的に有意差なしであり,最近の英米の報告では,TE死亡率は男女とも20〜40歳の間に年々増加の傾向があり,OC使用とは関係がないといわれる。

シンポジウム 子宮内膜症の臨床

子宮内膜症の治療成績

著者: 高田道夫

ページ範囲:P.96 - P.100

 最近約5年間の私たらの集めました成績について,お話しさせていただきます。
 子宮内膜症は,病変が進行拡大してはじめて特徴ある所見を発揮することが多く,手術によつて発見される場合を除けば,早期に診断されることはまれであります。近年,本症に対する関心が高まり,gestagen療法ならびに薬剤診断ともいえる分野が開拓され,非観血的に認知することが,やや容易になつたように思われますが,まだまだ誤診率の最も高い疾患であります。

子宮内膜症の診断と治療

著者: 川上博

ページ範囲:P.100 - P.105

I.子宮内膜症の診断
 子宮内膜症の治療と診断ということで簡単に私の意見を述べたいと思います。
 まず,診断について簡単に申し上げたいと思います。endometriosisには,sichcres Zeichenというものがありませんので,妊娠の診断の場合のように,wahrscheinliches Zeichcnを集めて,それぞれに総合的な診断をする以外に方法がないのであります。患者の訴え,病歴,それから臨床的に診断したこと,これらを総合して診断するわけでありますが,その場合に,これらのひとつひとつの因子を評価するのに,それらがどれくらい価値があるかということが問題になります。Masson, J.C.の表により,2,686例の患者についていつたいどの臓器が1番よけいendometriosisに冒されているかということをみますと,冒された臓器が4,365ありますが,1人で3カ所も4カ所もあつたものもあるし,あるいは1カ所しかなかつたものもあるわけです。これで見ますと,子宮体部が1番多く,それから卵巣,Douglas窩腹膜,S状結腸というふうにうんと減つて,卵管も非常に少なくなつています。私は日本でもだれが取り扱つた例でも,大体そう違う数字ではないのではないかと思います。そこでこういうことを念頭において,endo-metriosisの症状について考えてみますと,月経前期疼痛だとか,月経中の疼痛だとか,下腿,下腹痛,不妊,性交痛などの頻度が報告者によつて非常に差があるのも当然であると思えます。たとえば,不妊でも今までお話しになつた方の間でも,非常に差がありましたが,それはやはり,1人の患者で何カ所かの臓器に内膜症が合併し,しかも各例によつてそのうちどの臓器が一番強く侵されているかがだいぶ違うからです。少しオーバーにいえば,ほかのところはたいしたことはないのに後方の侵襲が強く,直腸や直腸腟中隔が強く侵かされている例は他にたいした症状がないのに月経のときに限つて,排便のときに出血があるといつたような,特異な例もあるわけでありますから,性器のうちでどことどこが冒されて,そしてそのうちでどこが1番ひどいかによつて患者の主訴も全く違うし,臨床検査の結果も違うと思うのです。そういう点から,病歴だとか骨盤内の双合診所見で診断する場合に,統計的にみて普通一番多い主訴が一つあるから,これは怪しいぞ,多分そうだろうというような診断はつけられないわけであります。そこで,たとえぼ主訴についてみましても,私のところでは月経痛,下腹痛よりも,過多月経だとか出血のほうが多いし,不妊症も私のところでは非常に少ないのです。ほかのところに比べるとお話しにならないほど少ないのです。主訴の6番目に性交痛がありますが,どうも私のところの先生方はお行儀がいいというか,つつましいと申しますか,性交痛のことは一つも聞かないらしいので,それで診察した後に,どうもこれは性交痛があるに違いないと思つて,患者にこういう病気は遠からず性交痛が出てくると思うから,性交痛が出てきたら,早く手術しないと病巣が進行してからは手術が困難であると話しますと,患者は,いや実はそれで来たんです,というようなケースがかなりあります。だから,そういう点から見ますと,この性交痛だとか不感症だとか冷感症といたようなものは,かなり大きな率を占めるのではつないかと思います。

子宮内膜症と不妊症

著者: 木下佐

ページ範囲:P.105 - P.109

 私に与えられましたのは,不妊症と子宮内膜症の関係ということですが,私たらの教室では不妊症患者をかなり多数取り扱つてはおりますものの,今まで特に内膜症との関係について組織だつた検索はいたしておりませんので,一部高田先生のお話とも重複しますが,内膜症についての臨床統計を不妊症に関することを中心として述べさせていただきたいと思います。
 表1は東邦大学における昭和39年から43年6月までの4年半の内膜症頻度を示すもので,開腹手術総数1,705例に対し,内膜症の発見されたものが111例6.5%でありましたが,このうら組織学的に腺組織を認め確診しえたものは81例4.8%であり,残りは臨床経過および開腹時所見から内膜症と診断されたもので,その大部分は卵巣のチョコレート嚢腫であります。内膜症の診断については,組織学的に確診のつかないものは除くべきか,また組織学的に異所性の腺組織を認めても,それに基づく臨床症状が全くなく,他の手術時に偶然発見されたものまでも含めてよいかなどいろいろと問題となる点が多いと思われますが,今回の統計では,一応これらをすべて内膜症として取り扱つております。

子宮内膜症と妊娠との関係

著者: 岩崎寛和

ページ範囲:P.109 - P.113

 子宮内膜症の診断はきわめて困難で,開腹所見ないしは剔出物の病理組織学的な検索を行なわなければ下しえません。さらにいつ頃から発生し,どのような経過を辿つたかについても推測し難いと同時に,内診所見のみでは現時点における病変の程度の把握も容易でない(筋腫のように腫瘤の数や大きさなどからの病態把握ができない)といつた厄介な疾患であります。したがつて妊娠と本症との相関について検索しようとしましても,推量が多く,また本症の存在をみすごしている場合がかなりあると考えられますので,正確なデータを得ることは容易ではありません。
 次に子宮内膜症はendometriosis(以後EMと略す)extcrnaおよびEM.interna(いわゆるadeno-myosis)に大別されますが,発生機序や病態生理学的に両者を同一に律しうるか否かははなはだ疑問であります。特に妊娠との相関性を論ずる際には,病変部位が子宮自体と子宮以外の主として卵巣・卵管と異なつているために,本来ならば両者は区別して論じられなければならないと思いますが,かかる研究報告はきわめてわずかであります。

子宮内膜症の臨床

著者: 渡辺行正

ページ範囲:P.113 - P.120

 本日は,子宮内膜症の臨床ということにつきまして,私が溝師にご推薦いただいたわけですが,実は先ほど水野教授からもお話があつたように,昭和38年の本会のシンポジウムでアデノミオーヂスの病理について報告したことがあります。
 実はこのエンドメトリオーヂスの中で,アデノミオーヂスの病理面につきましては,多少やつておりますが,臨床面,さらには子宮外,卵巣などという広い範囲にわたるエンドメトリオーヂスとなりますと非常に問題がむずかしくなり,とうていそのような所まで研究が進んでおりませんので,本日もまた子宮体壁内膜症の病理とその面からみた臨床という点にポイントを絞らせていただきまして報告したいと思います。

Discussion

ページ範囲:P.120 - P.124

 岩田 では討論に入ります。
 川上 渡辺先生,アデノミオーヂスとエンドメトリーヂス・インテルナの名前ですね。場合にによると,アデノミオーヂスというのは,エンドメトリーヂス・インテルナを指しているかと思うと,アデノミオーヂス・エクステルナという言葉もあるようですので,ほかのところにできても,やはりアデノミオーヂス・エクステルナと呼んでいる人があるようです。そうしますと,とにかくアデノミオーヂスとエンドメトリーヂスと同じ意味に使われているわけになりますでしようか?

研究

妊娠後期における血清中Leucine aminopeptidaseおよびCystine aminopeptidaseと耐熱性Alkaline phosphataseとの動態について

著者: 吉田威 ,   山口龍二

ページ範囲:P.129 - P.132

はじめに
 oxytocinase, cystine aminopeptidase (以下CAPと略),leucine aminopeptidase (LAPと略),耐熱性alkaline phosphatase (HSAPと略)などの酵素が,胎盤で高い活性を示し,妊婦血清中では,正常人の数十倍にも上昇することはよく知られている1〜5)。このような胎盤由来の諸酵素の血清中での活性を測定することにより,胎盤の機能を知ろうとする試みも多くなされており,われわれ3)も,先に妊婦血清中のHSAP活性を連続的に測定し,その型から上昇型,停滞型,下降型,不安定型に分類し,それと臨床像との関連について検討し報告した。
 一方,LAP, CAPなどの酵素もHSAPと同様に,その活性が,妊娠後期に上昇するので,それらが一緒に変動している可能性がある。今回は妊婦血清中のCAPおよびLAPの変動とHSAP活性の変動,すなわちこれらの酵素活性で代表される胎盤の機能が,HSAPで表現されるそれと一致するかどうかについて検討を試みた。

教室における最近7年間の卵集腫瘍

著者: 前山昌男 ,   高橋義浩 ,   西川義雄 ,   小西公己 ,   松岡弘三 ,   土田容子 ,   東條俊二 ,   吉岡健治

ページ範囲:P.133 - P.140

はじめに
 卵巣腫瘍の場合,それが充実性の腫瘍にしても特異的な症状を現わすことは少ない。外来診療における主訴も種々雑多で,その多くは腫瘍が偶然に発見されるか,自分で腹部に腫瘍(腫瘤)を触れて,あるいはまた,末期的な症状を呈してくることがある。今回,昭和36年より昭和43年6月までの約7年間に教室で取り扱つた卵巣腫瘍(貯瘤嚢腫を含む)250例について,臨床的経過を追つて統計的観察を行ない,二,三の症例について検討を行なつた。

IUD装着子宮内膜のリンパ濾胞出現頻度について

著者: 牧野俊重

ページ範囲:P.141 - P.142

はじめに
 IUDの人体に及ぼす影響については,いろいろな角度から研究されている。ことにIUDの子宮内膜に及ぼす影響に関しては,詳細な報告が最近相ついで行なわれている。
 私も最近IUD装着子宮内膜518例について,病理組織学的検索を行ない,IUDの内膜反応についてかなり詳細な報告を行なつてきた。

薬の臨床

月経周期異常に対するSC 11,800の効果について

著者: 宇野弘 ,   清水孝一

ページ範囲:P.149 - P.152

はじめに
 月経周期異常については古くからその原因および治療に関して幾多の報告があり,枚挙にいとまがないが,しかしながらその広汎的,総括的な調査研究はきわめて数少なく,わが国においては松本の報告が最もこの問題を解明していると思う。
 月経周期異常には周期の長い稀発月経と周期の短い頻発月経とがあり,また同一婦人でも周期の長いものと短いものが入り混つて発生してくるものがある。

破壊性胞状奇胎肺転移例に対するEXAL(Vinblastine Sulfate)の使用経験

著者: 湯浅充雄 ,   折野克彦

ページ範囲:P.155 - P.157

はじめに
 絨腫の転移は腟のほかに肺,脳,腎など重要な実質性臓器に起こりやすく,転移巣に対する治療は外科的な方法が及ばないことが多い。したがつてその治療はいきおい化学療法が主体となつてくる。このために強力な制癌剤の出現が望まれる。今回破壊性胞状奇胎の肺転移例にEXAL (vinblastine sulfate)を使用し,肺転移像に及ぼす効果を検討し,著効を認めたので報告する。

提言

乳房マッサージ師採用のすすめ

著者: 森田正

ページ範囲:P.152 - P.152

 乳房マッサージは,古くは「乳もみ」と呼ばれる専門家によつて行なわれていましたが,昭和10年ごろ慶応大の尾島信夫先生らにより,医学的に取り上げられ,助産婦により,原則として全産婦に数回施術されることになりました。ところが最近は,人手不足が激化し,乳房マッサージはあまり実施されなくなつてしまいました。私の妻が出産したときも,乳児はうまく哺乳できないし,乳房がひどく緊満したにもかかわらず,乳房マッサージはしてもらえませんでした。同様の苦しみにあつている産婦も沢山いました。
 以来,私は乳房マッサージを手がけ,術式の改良など研究をつづけて来ました。すでにHirstや尾島先生によつて説かれているように,欝乳に対し急性炎に対するように,冷却と安静で待機的に処置するのは,産婦の苦痛に無能なだけではなく,乳炎の誘因ともなり,これを除去するのには,マッサージが最適です。それに母乳不足も,大半は吸啜困難に起因しています。私の経験によると,産婦は程度の差こそあれ,乳管の流通障害があり,分泌された母乳が円滑に流出しません。したがつて新生児はうまく飲めず,ミルクを足さざるを得なかつたり,無理に哺乳させたり,ポンプにかければ吸い傷ができてしまいます。そして結局,ミルクのくせがついてしまつたり,時に細菌感染も招きます。ところがこの乳管の流通障害だけは,薬物療法では治りません。それに柔らかい肌着が普及し,乳頭が弱くなり,吸い傷もできやすくなつてきました。それだけに乳管の開通を計り,欝乳の排除に著効のある乳房マッサージの必要性は,以前にもましています。先生方の中には,これを痛感しながら人手不足のために,実施を見送つておられる方が多いのではないでしょうか。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻9号(2015年9月発行)

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69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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