文献詳細
文献概要
シンポジウム 子宮内膜症の臨床
子宮内膜症の治療成績
著者: 高田道夫1
所属機関: 1順天堂大学
ページ範囲:P.96 - P.100
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子宮内膜症は,病変が進行拡大してはじめて特徴ある所見を発揮することが多く,手術によつて発見される場合を除けば,早期に診断されることはまれであります。近年,本症に対する関心が高まり,gestagen療法ならびに薬剤診断ともいえる分野が開拓され,非観血的に認知することが,やや容易になつたように思われますが,まだまだ誤診率の最も高い疾患であります。
子宮内膜症は,病変が進行拡大してはじめて特徴ある所見を発揮することが多く,手術によつて発見される場合を除けば,早期に診断されることはまれであります。近年,本症に対する関心が高まり,gestagen療法ならびに薬剤診断ともいえる分野が開拓され,非観血的に認知することが,やや容易になつたように思われますが,まだまだ誤診率の最も高い疾患であります。
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