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研究
教室における最近7年間の卵集腫瘍
著者: 前山昌男1 高橋義浩1 西川義雄1 小西公己1 松岡弘三1 土田容子1 東條俊二1 吉岡健治1
所属機関: 1奈良県立医科大学産婦人科学教室
ページ範囲:P.133 - P.140
文献購入ページに移動卵巣腫瘍の場合,それが充実性の腫瘍にしても特異的な症状を現わすことは少ない。外来診療における主訴も種々雑多で,その多くは腫瘍が偶然に発見されるか,自分で腹部に腫瘍(腫瘤)を触れて,あるいはまた,末期的な症状を呈してくることがある。今回,昭和36年より昭和43年6月までの約7年間に教室で取り扱つた卵巣腫瘍(貯瘤嚢腫を含む)250例について,臨床的経過を追つて統計的観察を行ない,二,三の症例について検討を行なつた。
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