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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科23巻2号

1969年02月発行

薬の臨床

破壊性胞状奇胎肺転移例に対するEXAL(Vinblastine Sulfate)の使用経験

著者: 湯浅充雄1 折野克彦1

所属機関: 1京都府立医科大学産婦人科学教室

ページ範囲:P.155 - P.157

文献概要

はじめに
 絨腫の転移は腟のほかに肺,脳,腎など重要な実質性臓器に起こりやすく,転移巣に対する治療は外科的な方法が及ばないことが多い。したがつてその治療はいきおい化学療法が主体となつてくる。このために強力な制癌剤の出現が望まれる。今回破壊性胞状奇胎の肺転移例にEXAL (vinblastine sulfate)を使用し,肺転移像に及ぼす効果を検討し,著効を認めたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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