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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科23巻3号

1969年03月発行

グラフ

産婦人科臨床のサーモグラフィ

著者: 藤井久四郎1 寿田鳳輔1 中川国四1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.165 - P.168

文献概要

 産科婦人科の臨床でもthermography(サーモグラフィ)が,臨床検査法として診断に利用されるようになつてきた。単に,赤外放射(輻射)温度計を使用して,人体の赤外輻射温度の温度差を求めて正常と異常の区別をする方法もあるが,多くはinfra-red camera (赤外線カメラ)を使用して赤外放射(輻射)写真を撮影して,その温度差を白黒写真によつて判読する方法の方が臨床検査としては有意義であるので,もつぱらその方法が実施されつつある。赤外線カメラとしてはBarnes社の赤外線カメラをはじめとしていくつか製作使用されているが,前回のBarnes社の赤外線カメラの使用経験に引続き,今回はAGA社のthermovisionを使用し,赤外放射(輻射)写真を撮影し,臨床診断的意義を求めた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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