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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科23巻4号

1969年04月発行

雑誌目次

特集 免疫に関する問題点

免疫学—最近の動向

著者: 折田薫三

ページ範囲:P.279 - P.284

はじめに
 古典的免疫学では,免疫反応を外来よりある生体に入りこんだ"異物"にたいする防衛機転の現われであると理解し,公理のごとくに教えられてきたが,生体が自己の構成成分にたいして免疫反応を起こす,いわゆる自己免疫疾患や血液型のキメラの存在が知られるようになつた1950年の後半ごろから,かかる公理にようやく疑問が起こり,自己識別の機構の解明が免疫学の基本問題として取りあげられるに至り,近代免疫学が大きく動きだしたといえよう。
 具体的には,1960年Nobel医学生理学賞を受けたMedawarやBurnetらの理論的あるいは実験的な業績によつて代表される。個体は発生分化のある過程以前から,自己の構成成分(自己抗原)としからざるものを免疫学的に認識する能力があり,この認識は生体の免疫担当細胞(immunolo-gically competent cell)の機能に依存するということである。かかる見地から,古典免疫学の立場からは不可解であつたキメラ,免疫学的寛容,自己免疫疾患などの成立の機構の解明にアプローチする基盤ができたわけである。最近の免疫学は,免疫担当細胞を根幹として,きわめて広範に枝葉がのびつつある過程にあるといえる。基礎的には免疫担当細胞自体の性質の解析,成熟後の免疫学的寛容の誘導法,胸腺の役割,抗原情報をいかにして免疫担当細胞が受けとるのか,allogeneicinhibitionとは何か,臨床的には予想をはるかに上回る腎臓移植の成功例に刺激されて,同種移植免疫反応の解明,制癌剤の副作用を逆用しての免疫反応の抑制,さらには自己免疫疾患の解明,治療,癌の基礎および臨床両面からの免疫学的検索などと,はてしなく分野が拡大している。

精子免疫と不妊

著者: 大谷善彦

ページ範囲:P.285 - P.288

はじめに
 婦人が性交の結果,精液成分が吸収され,これに対する抗体がもし生じることがあれば,この抗体は精子と抗原抗体反応を起こし,精子は障害され,その結果,かかる婦人は不妊となることがあるのではないだろうか。これがいわゆる精子免疫による女性不妊で,このような疑問は古くからあつたが,1899年,Landsteinerと Metchnikoffがそれぞれ睾丸乳剤で免疫したモルモットの血清が,精子を凝集あるいは不動化することを報告して以来,睾丸乳剤,精子,精液などで免疫された雌動物の妊孕性が低下するとの報告が相次いでなされたが,他方,この事実を否定する諸実験も多く現われ,約60年が経過した。しかるに最近の免疫学の進歩に伴い,このような免疫で雌動物の妊孕性が著減することが確認され,該免疫血清の受動免疫によつても同様の現象が惹起されることが明らかとなつた。
 また雄動物を同様の抗原で免疫すると造精機能が障害されるが,これは抗血清による受動免疫では正常動物に惹起させることができず,免疫動物リンパ球の移入で発生させうることも判明した。

ABO式血液型不適合妊娠の血清学的検査法

著者: 金岡毅 ,   岡田悦子

ページ範囲:P.289 - P.295

はじめに
 Rh式血液型不適合妊娠に基づく新生児重症黄疸については,その定義,病因,診断方法,症候論などがきわめて明瞭に説明されている。 しかしながら,わが国においてRh不適合よりもはるかに重要な意義を有すると考えられるABO式不適合妊娠による重症黄疸については,これらを明確にすることが今日なお困難である(表1)。まず定義についても多くの意見があり,新生児に高ビリルビン血症があり,かつ母児にABO式不適合があればこれを直ちにABO式不適合による重症黄疸と考える意見もある。この場合,その発生頻度はきわめて高くなるのは当然で,総分娩数の2.2%がABO式不適合により交換輸血が必要であつたという報告がある1)。 しかし最近単に母児の血液型不適合のみでなく,ABO式不適合による溶血性疾患であるという血清学的事実を母児の両方に求めた上で,ABO不適合による新生児重症黄疸と定義すべきであると考えられはじめた。このように考えた発生頻度は著しく低率であって,安達2)は分娩3,000例に5例以下,九大3)でも0.061%という報告が行なわれている。
 さらに問題となるのは,ABO式不適合による重症黄疸であると診断する根拠が今日なお未発達であつて,Rh式不適合の場合,その抗体の証明が直ちに疾患の診断となるのに反して,ABO式の抗体は自然抗体が存在するため,母の既往妊娠,既往輸血あるいは現在の児によつて感作された結果の免疫抗体との区別がむずかしく,また児の方も直接クームステストが陰性のことが多く,溶血疾患の診断が困難である4)

免疫学的妊娠反応

著者: 長峰敏治

ページ範囲:P.297 - P.303

 妊娠反応には純度の高いHCGが得られるようになつてから,免疫学的方法が試みられるようになり1〜3),中でも主としてWide, Gemzellの赤血球凝集抑制反応(HIR)を用いる方法を応用した種々の妊娠診断薬の開発と相まつて,現在では臨床的に広く利用されるに至つている4)
 現今における免疫学的妊娠反応の問題点は,HCGの定量的検索の臨床面への応用にあると考えられるが,定性の問題についても一部触れ,HCGのradioimmunoassayについても述べることとする。

ホルモンの免疫学的検査法

著者: 西田悦郎

ページ範囲:P.305 - P.313

 概要 近年,radioimmunoassay (放射性免疫学的分析)を初めとする種々の免疫学的検査法の利用により,ホルモンの微量定量法はきわめて進歩した。特に血中諸種蛋白体ホルモンの測定操作はかなり簡易となり,微量測定のorderは二つほど下がり,一挙に1/100またはそれ以上に微量化し,被検血漿も数ml以下あれば十分である。
 これらは内分泌学的研究面では勿論のこと,産科婦人科臨床面でも順次応用され,新しいホルモンの発見などとともに,多くの新知見がもたらされている。また血中estrogenなどsteroid hormoneの微量測定の面でも多くの可能性を示している。臨床実地面では,診断のみならず,治療面でもgonadotropin療法に際しての抗ホルモンantihormoneの出現・増加の検定などに応用されるであろう。

癌と免疫

著者: 高見沢裕吉 ,   工藤純孝

ページ範囲:P.315 - P.322

はじめに
 ヒト癌の自然退行現象については,古くから多くの臨床家や病理学者の注目をひいているところである。その結果,稀有ではあるがヒト癌自然治癒の存在が確実とされている1〜3)。また多くの癌は臨床的に診断されるよりはるかに以前に体内に潜伏しているが,癌が全体として発育定着するには組織培養と同じく,癌細胞の限界量が必要とされている4)。また癌患者血中より,多くの癌細胞を検出しえても,その多くは転移を発生しえない。この種の抵抗の原因が何であるか不明であるが,かかる現象を免疫学的に説明するのが最も当を得ているようである。癌免疫については不明の問題が多く,免疫現象をヒト,動物について理解するために,AutoからIso. Homo. Heteroの免疫にまで拡大,特異抗原を解明し,さらに診断,治療に試用されているが,まだ個々の事実を述べている段階にすぎない。われわれ臨床家がこれを述べることは潜越であるが,編集の要請により,以下その概略を述べ,あわせて絨毛上皮腫についても免疫学的関連性を述べてみたいと思う。

グラフ

絨毛細胞における移植抗原の証明

著者: 竹内正七

ページ範囲:P.273 - P.278

 絨毛細胞(トロホブラスト)におつと(夫)由来の移植抗原(transplantation antigens)が存在するか否かは妊娠現象の生理や病理を解明してゆく上に重要な問題である。
 胎児組織は母親にとつて同種移植片(homo-graft)と見なされるのに,何故免疫的拒絶(immunological rejection)を受けないのかは不思議なことである。

外国文献

妊婦のcardiomyopathy

ページ範囲:P.278 - P.278

 最近 hypertrophic obstructivecardiomyopathyが少しずつ増加しているが,最も多いのは youngadultで,妊婦例は報告されていない。大動脈のoutflowが狭窄されるので,大動脈弁狭窄と間違われるが,皮肉にも最初の症状が突然死であるという。
 (1)Turnerらはかかる9例の妊婦(13妊娠)を報じている。1例を略述すると兄姉が突然死を遂げた5人同胞の1人。30週で呼吸障害で来院,β-blocker,鎮静剤。38週帝王切開,この妹が9例中の第6番目におり,本症なることを知つていたので救えた。II期末にergometrine,適合血輸血,分娩後の心内膜炎防止が重要であるという。

研究

褥婦の心身医学的観察

著者: 伊集院康熈 ,   前畠良裕 ,   徳久登

ページ範囲:P.329 - P.334

はじめに
 生体が円滑に機能を発揮するには,自律神経系と内分泌系はきわめて重要な役割をもつとされているが,婦人では性腺機能の変換期にあたる思春期,月経前後,妊娠時,産褥時,去勢後,更年期などで,一見,自律神経失調様のいわゆる不定愁訴を訴えることが多いことから,性腺機能と自律神経機能との関係は従来から種々検索され6,13,24),その間の寄接な関連性が指摘されている。ところがこのような時期では,内分泌的身体的変化による女性機能の変化やそれに伴う環境適応などへの不安から,精神的にもきわめて不安定な状態におかれているため,これが心因として作用し,不定愁訴の発現に影響することは容易は想像されるところである。また同じような条件下にある人でも,愁訴の表現や程度にはおのずから差があるので,心因と関係の深い性格的因子も考慮される8〜12,22)
 そこで本学神経・精神科を受診し,神経精神性疾患と診断された婦人689例の発症と性腺機能との関係をみたところ,表1のとおりで,性腺機能変換期に発生した患者19,27)は,175名(25.3%)にもおよび,神経・精神的因子と性腺機能とがいかに深い関連性をもつかが判明した。

腹壁誘導electrohysterogram—その2:臨床的検討

著者: 井上正二 ,   品川晃一郎

ページ範囲:P.335 - P.336

はじめに
 陣痛の質的解析に電気生理学的方法がすぐれた方法であることは明らかであるが,その方法の臨床応用は困難が多い。その方法の一つは陣痛に際し起こる電位変化を腹壁上より誘導する方法で,腹壁誘導electrohysterographyと呼ばれる。それは今日までいろいろ研究されたが,その波形はartifactによりいちじるしく変形されている,あるいはartifactのみであるとの批判を受けている1)。そこで著者はartifactを極力除く方法を考案し,その得られた波形が子宮に由来するものであり,かつartifactで大きい修飾を受けていないことを明らかにし,前報1)で報告した。ここに著者の方法で得た腹壁誘導electrohysterogram (EHGと略す)と臨床所見との関連性を述べ,ECGが心機能診断に果たしているような役割をEHGが将来果たすであろうという期待を持ちうることを記したい。

症例

糖尿病妊婦に起こつた恥骨結合離開の1症例

著者: 武田英雄 ,   堀哲美 ,   戸崎正雄 ,   井奥郁雄

ページ範囲:P.337 - P.339

はじめに
 妊娠8カ月に発見した糖尿病妊婦に対してインスリン注射を持続し,妊娠38週にオキシトシン点滴静注で分娩はきわめて容易に終了したのに,産褥第3日に恥骨結合部に疼痛を訴え, レ線写真に15mmの恥骨結合離開を認め,その後,絆創膏固定や腹帯による腰部緊迫を行なつて,約3週間で歩行退院した症例を経験したのでここに報告する。

子宮腟部癌と性器結核の合併した1例

著者: 阿美真文 ,   小笠原二郎

ページ範囲:P.341 - P.343

はしがき
 女性性器は癌および結核の好発部位でありながら,性器における合併は稀である。それが偶然の合併であるか,予期された統計上の合併であるか,両疾患の相互作用などの点について異論があり,いまだ意見の一致をみていない。私たちは子宮腟部癌,卵管結核,子宮筋腫の3者合併例に遭遇したので報告する。

薬の臨床

妊娠性貧血に対する経口的ビタミンB12剤の治療効果について

著者: 金岡毅 ,   岡田悦子 ,   金居義昭

ページ範囲:P.347 - P.351

はじめに
 妊婦には,すでに妊娠前より月経などの失血により著しく鉄貯蔵量の減少があつたり,妊娠中の胎児および胎盤の鉄に対する要求の増加のために,また妊娠中の栄養障害や,尿路感染などによる軽〜中等度の敗血症に基づく貧血があつたりして,かなりの頻度で貧血が見られる。非妊婦人においては血液ヘモグロビンの正常値は12〜15g/dlで,血液ヘマトクリット値は35〜45%とされ,ヘモグロビン12g/dl以下,ヘマトクリット35%以下を貧血の基準としているが,この基準によると妊婦の75%が貧血とされ,中11%は重篤な貧血を有すると考えられる1)。もちろん妊婦の貧血は妊婦の循環血液量の生理的増加に基づく「水血症」のためと考えられるものもあるが2),貧血を有する妊婦に分娩時出血,妊娠中毒症,子宮内胎児死亡,流早産などの妊娠分娩合併症が多いことや,娩出された新生児に先天異常や生活力薄弱,哺乳不全などが多いことや,さらにまた,妊婦自体の動悸,息ぎれなどの自覚症状からみても,その貧血は当然これを是正すべきものと考えられる。
 妊娠性貧血には妊娠に直接関係する貧血として, 1)鉄欠乏性貧血 2)巨赤芽球性貧血(妊娠性悪性貧血) 3)再生不良性貧血があり,妊娠に直接関係しない貧血として, 1)溶血性貧血 2)鎌状赤血球性貧血などの稀有型貧血などがある1)。中でも上述のように,鉄貯蔵量の減少と鉄要求量の増加に基づく鉄欠乏性貧血が最も多く,全体の貧血の95%を占めるといわれる。したがつて,妊娠性貧血に対しては鉄剤の投与が最も有効とされるが,日常臨床上鉄剤の投与のみに反応せぬか,または反応がきわめて悪い症例も多い。このような場合,「血液のビタミン」といわれるビタミンB12の併用が当然と考えられるが,鉄の投与に反応せぬ場合,内因子欠乏も考えられ,ビタミンB12を経口的に投与した場合は,内因子の存在がなければビタミンB12の吸収が阻害され,この意味において妊娠性貧血に対するビタミンB12の無効説の出る由縁でもあつた。ところが最近ビタミンB12の500〜1,000μgの大量を経口的に投与すると,腸内濃度の勾配差でB12が腸管からたやすく吸収されることが発見され3),妊娠性貧血に対してもビタミンB12剤の治療効果が再検討される時期に達した。

妊娠貧血とMol-Ironによる治療

著者: 寺木良巳 ,   南雲允仁 ,   大矢貴 ,   前村実満

ページ範囲:P.352 - P.356

はじめに
 妊婦の定期検診で検血がroutineに行なわれるようになつてから,貧血のある妊婦が相当数見い出されるようになつた。
 一方,妊娠中における鉄代謝の研究が進むにつれて,妊娠貧血に対する鉄療法もまた盛んになつてきた。特に妊娠貧血が胎児に及ぼす影響,母体に対する影響度が強いことが認識されるにつれて,これら妊婦貧血の大部分を占める鉄欠乏性貧血の適切な治療薬が望まれていた。

いわゆる痙攣性パラメトロパチーを主とする産婦人科領域におけるSpastonの使用例について

著者: 矢島聰 ,   金田尚武 ,   林仲聰

ページ範囲:P.357 - P.358

はじめに
 parametropathia spastica に対しては,原因論的に,あるいは病理学的見地から実に60余の名称がある。一般的に考えられている本症の本体は,自律神経系の異常によって,血管の充血,平滑筋の攣縮が起こり,やがては子宮支帯(特に後部子宮支帯)の線維化を来たすものであるとされている。したがつて,自律神経系の調整を行なうのが本症の治療の根本であることは論をまたないが,うつ血,平滑筋の攣縮などを積極的に除いてやることは,特に本症のような疾患に対しては非常に効果的である。
 今回われわれは,アトロピンに優る鎮痙効果をもつpastonを本症のほか,子宮卵管造影,月経困難症および子宮内容除去術の施行にあたつて使用する機会を得たので,ここにその成績を報告する。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

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今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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