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特集 免疫に関する問題点
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概要 近年,radioimmunoassay (放射性免疫学的分析)を初めとする種々の免疫学的検査法の利用により,ホルモンの微量定量法はきわめて進歩した。特に血中諸種蛋白体ホルモンの測定操作はかなり簡易となり,微量測定のorderは二つほど下がり,一挙に1/100またはそれ以上に微量化し,被検血漿も数ml以下あれば十分である。
これらは内分泌学的研究面では勿論のこと,産科婦人科臨床面でも順次応用され,新しいホルモンの発見などとともに,多くの新知見がもたらされている。また血中estrogenなどsteroid hormoneの微量測定の面でも多くの可能性を示している。臨床実地面では,診断のみならず,治療面でもgonadotropin療法に際しての抗ホルモンantihormoneの出現・増加の検定などに応用されるであろう。
これらは内分泌学的研究面では勿論のこと,産科婦人科臨床面でも順次応用され,新しいホルモンの発見などとともに,多くの新知見がもたらされている。また血中estrogenなどsteroid hormoneの微量測定の面でも多くの可能性を示している。臨床実地面では,診断のみならず,治療面でもgonadotropin療法に際しての抗ホルモンantihormoneの出現・増加の検定などに応用されるであろう。
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