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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科23巻7号

1969年07月発行

特集 私の手術・Ⅱ

腟式不妊術

著者: 森一郎1 徳永博美1

所属機関: 1鹿児島大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.583 - P.585

文献概要

まえがき
 不妊術には腹式と腟式があるが,一般に腟式が好用されている。 これは,腟式では手術侵襲が少なく,被術者の肉体的,経済的負担がわずかですむ利点があるためではないかと思う。だが,侵襲をできるだけ少なくして所期の目的を達するためには,どんな簡単な手術でもかなりの習熟が当然必要であるから,腟式不妊術でも,術式に対する習熟,いいかえればある種のコツみたいなものがどうしても必要かと思われる。それで本術式全般にわたつて,コツと思われるような点について以下述べてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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