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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科23巻7号

1969年07月発行

文献概要

薬の臨床

新生児黄疸に関する研究—Xylitolの新生児黄疸に対する応用

著者: 舘野政也12 金城国弘12 草野都美子12

所属機関: 1金沢大学医学部産科婦人科学教室 2富山県立中央病院産科婦人科

ページ範囲:P.615 - P.619

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I.実験材料
 実験材料は,当院で出生した健康成熟児で,未熟児や血液型不適合児を除き,その股静脈から厳重な注意のもとに採血し,血液検査実験に供した。われわれの測定した新生児黄疸の推移は,そのpeakが生後3〜4日目にあり,平均値で11.3mg/dlであり11),これはほぼ7日目まで持続し,以後消退していくことから,治療の対象として,われわれは総ビリルビン値が15rmg/dl以上を示した場合を選んだ。今回は15例を実験に供した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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