文献詳細
カラーグラフ
文献概要
本誌8月号,10月号,11月号と3回にわたって連載したが,写真はほとんどすべて数年以前までに著者が撮影し,検討を加えたものである。剖見は1963年以前の例であり,最近は化学療法の発展のためか,掲載のような不幸な結末をみることが少なくなり,脳転移例も減少してきたように感じられる。剖見の撮影を許可された九州大学医学部病理学教室に謝意を表する。この図説をまとめるにあたって,本症で死去された方たちの冥福を祈るとともに,さらに本腫瘍治療の推進への決意を新たにした次第である。
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