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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科24巻11号

1970年11月発行

特集 良性腫瘍の診断

子宮の良性腫瘍

著者: 明石勝英1 明石英史1 川瀬哲彦1

所属機関: 1札幌医科大学産婦人科学教室

ページ範囲:P.961 - P.975

文献概要

緒言
 良性腫瘍といえども,これにかくれた悪性の存在を考慮して,肉眼的にのみたよらず,術前の諸検査はもとより,摘出材料においても組織診の必要性を強調したい。
 本稿では, 1)子宮腫瘍の診断と鑑別の要点 2)類腫瘍性疾患として最近注目をあびているAdenomyosisの術前診断について詳述する。 3)稀とはいえ子宮筋腫の肉腫変化について 4)良性腫瘍の代表として子宮筋腫をあげ,その治療法(保存か手術か)について若干述べてみる。 5) adenomatous hyperplasiaと体癌との鑑別について略述してみる。 6)外来でよくみかける頸管ポリープについて記述し,癌性ポリープの1例を供覧したい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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