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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科24巻11号

1970年11月発行

薬の臨床

Slide immunological pregnancy testの定量的臨床応用—Pregnosticon-Plano-testを用いて

著者: 大塚晴久1 大久保典義1 長岡成郎1

所属機関: 1都立府中病院産婦人科

ページ範囲:P.1027 - P.1030

文献概要

はじめに
 1900年代初めにして,すでにLiepmann1)は免疫学的妊娠反応を試みている。胎盤抽出物を用いて家兎を免疫し,さらにその免疫抗体を正常婦人血清でもつて吸収するいわゆる人絨毛性Gonadotropin (以下HCG)以外の物質の除外に努めたが,なおその抗体を用いて妊娠反応とするには類似反応がきわめて多かつた。
 1927年,AscheimとZondek2)は血清中Gonadotro-pinと尿中Gonadotropinの平衡関係に気づき尿を被検材料とする生物学的反応を発展させた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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