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文献概要
特集 産婦人科診断--最近の焦点
子宮頸部のDysplasia
著者: 栗原操寿1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部産婦人科学教室
ページ範囲:P.1046 - P.1047
文献購入ページに移動 dysplasiaとは細胞異型を示す上皮の異常増殖をいい,文献上これまで atypical epithelium,atypical metaplasia, basal cell hyperplasia, atypical hyperplasia, atypia, anaplasiaなど種々の名称で呼ばれてきた良性病変を一括していう。
最近における実験腫瘍学によれば,癌化は突然変異的なものではなく,良性から段階的に悪性化するとの結論に落着かんとしている。
最近における実験腫瘍学によれば,癌化は突然変異的なものではなく,良性から段階的に悪性化するとの結論に落着かんとしている。
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