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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科24巻2号

1970年02月発行

雑誌目次

特集 月経異常とその診断

月経疹

著者: 大原一枝

ページ範囲:P.99 - P.101

 月経疹について原稿を求められることは今回で5度目であるが,毎度ながら少なからず困惑する。なぜなら,月経疹なるものの実在に関して,私自身,あるときは肯定し,あるときは疑問に思うという,はなはだあいまいな立場にいるからである。したがつて読者や編集者の意図に添わぬことの多いことを恐れながら,以下,月経疹のアウトラインについて述べることとする。
 月経疹とは,一口に言えば,月経に関連して再発性に生ずる皮膚や粘膜の発疹である。そしてその疹型は,一般の中毒疹,薬疹と同様,はなはだ多様な表現形式をとり,一定の疹型は示さない。本邦報告例で最も多いのは紅斑類(多形滲出性紅斑,紅斑,環状紅斑,血管神経性紅斑,固定性紅斑,結節性紅斑を含む)で,全例の半数近くを占め,次いでヘルペス型,じんま疹型が比較的多く,以下,湿疹・皮膚炎,色素沈着,毛嚢炎・座瘡,紫斑,その他の種々雑多な疹型がこれにつづく。

無月経とその診断

著者: 五十嵐正雄

ページ範囲:P.103 - P.108

はじめに
 月経は女性特有の生理的現象であり,女性の性機能の外部への現われである。性成熟期にある女性で無月経,すなわち月経の欠如は妊娠か,または病的な卵巣機能不全に基因する。「女性を診たら妊娠を疑え」という警句があるが,産婦人科の専門医は無月経を訴える婦人を診察する際には必ず妊娠の可能性を考慮しなければならない。その場合,妊娠を診断したり,否定したりしただけではもちろん不十分で,妊娠なら正常妊娠か異常妊娠かをさらに診断しなければならないし,妊娠以外の病的無月経の場合には,その原因の局在,さらに病態生理を明らかにすることが治療上からも予後判定のためにも重要である。
 本特集は月経異常が主題なので,妊娠以外の病的無月経について,症状からみた診断の方法をできるだけ具体的に詳述する。

無排卵性周期—その病態と診断のオリエンテーション

著者: 林要

ページ範囲:P.109 - P.116

はじめに
 無排卵性周期症は一般論的に見て他の無排卵疾病と比較して,取り扱いやすい疾病であり,事実,本症に対する各種排卵誘発法の治療効果も他の無排卵疾病と比較して断然すぐれた結果があげらている。
 これは本症の排卵機能は障害されるが,なお動的な卵巣のsteroidogenesisはなお保持されているという病態生理から見て,きわめて当然の帰結と言えるのであるが,この反面,その実態の細部は今後さらに追究する余地が残されており,なかんずくその内分泌環境も最近かなり複雑であることが判明されつつある。

中間期出血と代償月経

著者: 高木繁夫 ,   川村俊夫

ページ範囲:P.117 - P.121

はじめに
 生理的に月経という周期的子宮出血を有する婦人においては,性器および性器外の器質的変化に基づく場合はもとより,内分泌系あるいは血液系その他の障害によるとみなされる機能性出血を含めて性器出血はきわめて特徴のある症候の一つである。しかしそれらの出血量,持続期間,出血時期,その他の相違によつて生理的な月経と区別し,また子宮以外の臓器出血においては,それの周期性を証明して月経との関連を明らかにした上,適切に診断することは必ずしも容易でない。今日,月経周期が間脳,下垂体,卵巣系を主軸とした婦人の周期性変化の現われの一つであり,子宮内膜における一定の形態学的,あるいは生化学的の集積像であることについては疑いの余地はない。したがつて,以下に述べる中間期出血性格的には周期的な性器出血に属し,代償月経が周期的な性器外出血に属するともみなされるが,ここでは便宜上別々に取扱うことにする。

黄体機能不全

著者: 飯塚理八 ,   己斐秀豊 ,   小林俊文 ,   仁科進弘

ページ範囲:P.123 - P.129

はじめに
 黄体機能不全(luteal insufficiency)という言葉はかなり古くより,日常診療上私たちが口にしていながら,その明確な定義や診断のcriteriaの詳細についてはなお異論が多いまま,今日に至つている。近来,不妊診療上,着床阻害因子としてこれの重要性が再び検討されるようになつたことは,当然のことといえよう。しかも,最近の基礎分野における生殖生物学の急速な研究の進展を背景として,ヒト生殖機構に関しても,特に排卵をめぐる複雑な機序の解明が次々と果たされているのに比較して,着床のメカニズムのそれは,方法論的な困難さのためもあつて,いささか立遅れている感は否めない。
 私たちでは不妊症の臨床面でかなり古くより(渡辺1),飯塚2)),機能性不妊の一病型としての黄体機能不全に注目し,妊卵の着床障害による不妊要因の成立の可能性とその臨床像の解析につとめ,今日まで重要なテーマの一つとして研究を続けている。特に最近では,黄体を中心とした卵巣よりのホルモン分泌動態の分析,旧来の形態学的手法から組織化学および電顕までを含めた子宮内膜の着床期をめぐる分泌性変化の追跡,卵巣,特に黄体のsteroidgenesisの研究など,黄体機能の生理と病態生理に関して種々の角度から究明の努力を行なつて,わずかずつではあるが,この分野における知見を拡大しつつあるところである。

月経前緊張症

著者: 尾島信夫

ページ範囲:P.131 - P.135

I.Frankのpremenstrual tension
 月経前緊張症という語はpremenstrual tensionの訳語と思われる。周期的に月経前期に出現する各種の障害(一括して月経前障害と呼ぶことにすれば),その代表としてよくこの名称が用いられるし,欧米の発表にはpremenstrual tensionという題名がはなはだ多い。この語は1931年にNewYork Academy of Medicineの神経精神科学部門の学会にNew YorkのRobert T.Frankが「prem.tensionのホルモン性原因」という発表をしたときに初めて使われたという。Archives of Neuro-logy and Psychiatry,26,1053,1931から彼の意見を引用すると次のごとくである。
 最近注目されてきたことは,多数の婦人が月経前に種々の障害によつて制約を受けることである。正常婦人にみられる軽度の障害(minor dis-turbances)としては,つかれやすいこと,怒りつぽくなること,注意の集中が難しくなること,疼痛の発作などである。他のグループとしては主として疼痛のために,1日2日就床を余儀なくされる者がある。別のグループには,月経前に重い身体的失調が現われるもので,第1例は重いてんかんの発作を,第2例は気管枝喘息の発作になやまされ,両例ともレントゲン去勢によつて治癒せしめえたような例である。しかしFrankが特に(表題の名目で)とりあげたいグループは,名状しがたい緊張感(feeling of indescribable tension)を月経前7日ないし10日間訴えるもので,その多くは月経出血の開始まで続くものである。この群の患者は,不安,怒りやすさ,とび上りたくなる気持(like jumping out of their skin),馬鹿な,悪い行為をすることによつて救いを得たい気持などを訴える。彼女らの個人的苦悩は深刻で,多くの向うみずな,ときにはふらちな行動となつて現われる。彼女たちは自分の苦悩がよくわかつているばかりでなく,彼女たちの夫や家族が彼女たちの態度や反応に耐えられぬことをよく知つているので,夫や家族にはすまないと感じているものである。月経出血の開始1〜2時間以内に,心身の緊張の完全な解消が起こる。

月経困難症

著者: 橋口精範

ページ範囲:P.137 - P.142

まえがき
 一般に月経の始まる7〜10日前から,月経のある間にかけては,程度の差はあるにしても,なんらか随伴症状のあるものである。
 私たちの調査によつても,1,088名(うち,製薬会社工員206名,生命保険会社事務員307名,高校生575名)中,987名,つまり90.7%は,これらの時期になんらかの随伴症状のあることをみている。

早発月経と遅発月経

著者: 倉智敬一

ページ範囲:P.143 - P.149

はじめに
 何歳から月経が始まれば早発月経(menstruatiopraecox),あるいは遅発月経(menstruatio tarda)と診断するか。
 月経の開始は女性が性的に成熟したことの最も確実な徴候であつて,性成熟徴候としては,男性の造精機能の開始に比適するものである。これらの現象がいつから始まれば異常に早発であるか,すなわち性早熟症(vorzeitige Geschlechtsreife,sexual precocity)と判断されるかについては,まだ明確な規約がないようである。また月経の開始が何歳以降にはじめて認められた場合にこれを遅発月経,あるいは晩発思春期(pubertas tarda,delayed puberty)というかについても確実な定めがない。

月経周期と月経量の異常—その定義に関する提案

著者: 田中良憲

ページ範囲:P.151 - P.154

 われわれは日常の診療において,これは月経であるとか,これは機能性出血であるとか,きわめて無雑作に子宮出血を区分して表現している。しかし研究発表や講義などに際し,月経異常を系統的,論理的に整理して述べなければならない場合,困惑を感ずる人が多いのに違いない。何故ならわれわれは月経異常の諸型の表現に当つて,直感的に医学生の頃講義で習い,また医局で習慣的に使用している諸分類にあてはめるのが常であるが,実はそれらの分類は定義がきわめてあいまいであるのみならず,分類の根拠として現象面や原因論など,異なれる次元のものが混在しており,系統的でない所に原因があるものと思われる。
 付図は今日最も広く採用されている(と想像した)月経異常の型をMartiusの婦人科書から引用したものである。無月経,正常月経,過多月経,頻発月経,過多頻発月経,過小稀発月経の1群に対比するにMetrorrhagieとMenorrhagieの群をもつてしており,一見わかりやすく,系統的であるかのごとき印象を与えている。しかし1例をあげれば日常よく見受けられる月経前や月経後に小量の出血が持続するタイプは何処にはめ込んだら良いのか,またいわゆる出血メトロパチーはどれに分類されるのか判断に苦しむ所である。

カラーグラフ 子宮頸癌の診断・2

腟拡大鏡診Colposcopy

著者: 栗原操寿

ページ範囲:P.94 - P.95

 1. 2%醋酸加工法の効果
 症例1,2ともに子宮頸部の上皮内癌である。肉眼ではあたりまえに見る単純なビラン(写真1a,2a)で,なにもわからないが,この表面に2%醋酸溶液を塗つて粘液をていねいに除くと,写真1b,2bのように,上皮内癌に相当する部分は異常所見としてあざやかに浮きでてくる。症例1は白斑(L)と基底(G),症例2は白斑(L)である。このような加工の効果は高度なdysplasiaや初期浸潤癌でも同じである。

グラフ

巨大子宮筋腫

著者: 前田一雄 ,   北尾学 ,   高橋俊一

ページ範囲:P.97 - P.98

 症例1 佐○○○,46歳,主婦,妊娠8回,1回分娩,7回人工流産。家族歴は父が60歳で胃癌にて死亡,その他特記すべきものはない。初経13歳。経血量は最近特に著しく多量,持続は10日間,周期は30日型でほぼ順,月経時下腹痛ならびに腰痛症状が増悪する。結婚は24歳。最終月経は昭和44年8月30日より9日間。26歳で急性腎炎のため治療を受けた既往歴がある。
 主訴 下腹痛ならびに下腹部膨満感

トピックス

帝王切開は何回まで安全か

著者: 橋口精範

ページ範囲:P.142 - P.142

 帝王切開は,その後の妊娠において,子宮破裂が起こつたり,母体や胎児の死亡率が高まるということからも,一般には2回か3回帝王切開を行なつた後では,妊娠しないようにするのが普通である。
 しかし,ここに4回以上も反復帝王切開を行なつた場合の観察例がある。

HPL (人胎盤性プロラクチン)について

著者: 中居光生

ページ範囲:P.173 - P.173

 胎盤の内分泌機能の解明が近年一段と進歩し,妊娠時の母体および胎児に及ぼす生理学的役割について種々の新しい点が明らかにされている。この物質はHCGと同じく,胎盤のSynthitium細胞で分泌される蛋白ホルモンで,それが動物(主として家兎)に著明な催乳作用を持ち,ヒト成長ホルモン(HGH)に似ていることから,human placentallactogen (HPL),あるいは,humanchorionic somato-mammotropin(HCSM)と呼ばれている。約30年前に証明されたHCGが,今日産婦人科の臨床に不可欠のものになつているように,この物質もその存在が数年前に初めて証明されたにすぎないことから,まだ産婦人科領域での意義について十分な知識を得られるに至つていないが,HCGとならんで,今後ますます重要性を増してくると思われる。家兎での著明な乳汁形成作用は,人においても妊娠時の乳房の腫脹,発育と密接な関係を想定されている。
 HPLは胎盤で生成・分泌され,母体血中に入り,その後尿中から排泄されるが,その血中濃度はestriolのそれに似て,妊娠5週ごろから分娩直前まで,徐々に増加し,胎盤が娩出されると間もなく血中から消失する。

臨床メモ

基礎体温測定と避妊

著者: 竹内久弥

ページ範囲:P.150 - P.150

 基礎体温(BBT)を多数の婦人に測定させ,避妊のためのデータを得た報告を2編紹介する。
 分娩後の排卵および月経発来時期を知るために,Cronin(Lancet,2,422,1968)は93名の非授乳婦人と81名の授乳婦人にBBTを測定させた。BBTの上昇で排卵時期を観察した結果,非授乳婦人では平均73.5日で,23%が月経発来前に妊娠可能な排卵をしており,最も早いものは分娩後27日であつた。授乳婦人では,授乳期間に比例して排卵時期は遅れ,授乳期間が16週間までの平均排卵日は授乳期間を上まわる。授乳中で月経が発来していない婦人では,分娩後10週以内に排卵することは稀である。この結果で最も興味深いのは,分娩後の最初の月経が発来する前に約1/4の婦人が妊娠可能なことであろう。非授乳婦人では,早ければ分娩後4週で排卵を見ることがあり,このことはKavaら(Am.J.Obst,& Gynec.,102,122,1968)の産褥子宮内膜の観察の結果とも一致するものである。したがつて非授乳婦人の避妊指導は,分娩後4週から始めねばならない。

研究

臍帯血中における胎児性ヘモグロビンの産科学的意義に関する臨床的研究

著者: 林耀東

ページ範囲:P.159 - P.163

はじめに
 ヒトの血液ヘモグロビンには,成人血色素(Hb A)と胎児性血色素(Hb F)の2種類の血色素が存在することは,すでに古くから知られており1,2),また両者間のヘモグロビンの種々なる性質の差異については多くの業績により明らかである。特にHb Fについては,各分野から注目され,現在興味ある知見が次々と得られており,臨床的にはSinger法3)や,Jonxis法4,5)としてHb Fの定量に応用されている。
 産科領域においては,主として胎児の発育過程における変化6,7),新生児の成熟性8〜10)との関連があることが知られている。すなわち胎生初期の胎児血はすべてHb Fで占められているが,胎児の発育につれてHb Fが減少し,Hb Aが出現するので,分娩時ではHb Fが約45〜90%くらいになるといわれている11)。またHb Fは肝臓造血に由来し,Hb Aは骨髄造血に由来するといわれている12)

薬の臨床

Valpin注射液の子宮卵管造影法に対する応用

著者: 笠井寛司 ,   森崇英

ページ範囲:P.165 - P.167

はじめに
 女性不妊因子中に占める卵管異常の位置は,諸家の統計的観察によつても明らかなごとく,主たる原因の一つであることは言をまたない。卵管異常は,臨床的にはまず通過障害によつて代表され,この点に主眼が投ぜられるのも当然である。子宮卵管造影法,あるいは通気,通水法によつて発見される卵管の通過障害は二面的な要素に大別されうると考える。言うまでもなく,子宮,卵管に存在する器質的変化に基づくものと,一定環境下におかれた患者が表わす機能的または心因性通過障害である。これまた言うまでもなく,一般に患者は医学的諸検査法の実施に当たつて,程度の差こそあれ,恐怖心を抱くのが常である。ここに自律神経系の多大の関与を認容せざるを得ず,特に副交感神経の興奮の受容器である子宮卵管系は,子宮卵管造影術などに際しては直接影響を受け,それに端を発した機能性心因性通過障害像を呈することは十分推測しうるところである。われわれはたまたま2例の心因性通過障害と考えられる患者に相遇した。この2例に副交感神経抑制剤を投与することにより,全く異なる子宮卵管造影像を得たので報告する。

不定愁訴症候群に対するS−804の臨床治験

著者: 長谷川直義 ,   村井憲男 ,   吉田威 ,   徳永学

ページ範囲:P.169 - P.173

はじめに
 わが教室では,更年期障害を含む婦人の自律神経症候群など,いわゆる不定愁訴を主体とする症候群(したがつて,今日,本症は不定愁訴症候群と呼称される)に対して,minor tranquilizerに属する一連の向精神薬(すなわち,meprobamate, trancopal, insidon, chlordia-zepoxide, diazepam, oxazolarepamなど)を用いての治療実験を行ない,その成績を報告してきた。実地医家がこのようなtranquilizerを好んで用いる理由は,不定愁訴症候群患者が血管運動神経障害様症状などのほかに,しばしば精神神経系障害様症状と目される不定愁訴を多く伴うからであり,しかもtranquilizerには即効的に中枢に働いて自律神経失調を調整する作用があるばかりでなく,不安・緊張をも除去する作用を有するからである。S−804は化学名を7-chloro−2,3-dihydro−1-methyl−5-phenyl−1H−1,4-benzodiazepineと称する新しい向精神薬で,次のような構造式を有する化合物である。本剤はすでにわが国で繁用されているchlordiazepoxide, dia-zepam, oxazepam, nitrazepamなどと同じくbenzodia-zepine誘導体の一種であり,これらと類似の化学構造を有するものである。しかし本剤は抗不安作用がchlordi-azepoxideとほぼ同じ強さで,diazepamより弱く,また本剤の筋弛緩作用は同量ではdiazepamに比し何倍も弱く,用量を増やすとdiazepamと同様の筋弛緩作用を現わすといわれる。しかし本剤の特徴は,その緊張緩和作用にあり,減弱作用(Dämpfung)がchlordiazepoxideやdiazepamよりも弱いことから,患者に疲労感を感じさせることなく治療できるという利点が強調されていることである。そこで,われわれは不定愁訴症候群を自律神経失調によつて起こつているものと心因性のものとにわけ,それらに塩野義製薬より提供をうけたS−804を試用して,以下のような臨床治験を得たので,ここに報告する

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?

71巻3号(2017年4月発行)

今月の臨床 婦人科がん低侵襲治療の現状と展望〈特別付録web動画〉

71巻2号(2017年3月発行)

今月の臨床 産科麻酔パーフェクトガイド

71巻1号(2017年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 性ステロイドホルモン研究の最前線と臨床応用

69巻12号(2015年12月発行)

今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く

69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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