文献詳細
カラーグラフ 子宮頸癌の診断・2
文献概要
1. 2%醋酸加工法の効果
症例1,2ともに子宮頸部の上皮内癌である。肉眼ではあたりまえに見る単純なビラン(写真1a,2a)で,なにもわからないが,この表面に2%醋酸溶液を塗つて粘液をていねいに除くと,写真1b,2bのように,上皮内癌に相当する部分は異常所見としてあざやかに浮きでてくる。症例1は白斑(L)と基底(G),症例2は白斑(L)である。このような加工の効果は高度なdysplasiaや初期浸潤癌でも同じである。
症例1,2ともに子宮頸部の上皮内癌である。肉眼ではあたりまえに見る単純なビラン(写真1a,2a)で,なにもわからないが,この表面に2%醋酸溶液を塗つて粘液をていねいに除くと,写真1b,2bのように,上皮内癌に相当する部分は異常所見としてあざやかに浮きでてくる。症例1は白斑(L)と基底(G),症例2は白斑(L)である。このような加工の効果は高度なdysplasiaや初期浸潤癌でも同じである。
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