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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科24巻3号

1970年03月発行

文献概要

特集 MEによる診断

産婦人科と脈波

著者: 前田一雄1 相原裕1 富永好之1 高橋俊一1

所属機関: 1鳥取大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.209 - P.215

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はじめに
 古来,医師が患者の脈をみるという手技は,診断上の基本技術であり,現在においても変りがない。診断学書にも脈搏の分類が述べられているがこれには主観が入りやすく,客観性に乏しい。脈波を記録することは,1862年に初めてBuissonらによつて試みられたが,いろいろな問題点が多く,臨床面の利用までには至らなかつた。しかし最近では,電子工学が著しく発達し,脈波形の臨床面への応用を可能にするようになり,産婦人科領域においても,諸種の検討に用いられるようになつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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