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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科24巻3号

1970年03月発行

特集 MEによる診断

出血報知器

著者: 松浦鉄也1

所属機関: 1東京松浦病院

ページ範囲:P.217 - P.221

文献概要

はじめに
 分娩後しばらくたつてからの出血は,患者の「ぬれた感じ」の訴えによつて初めて気づく場合があり,無痛分娩や麻酔下においては,それすらも不可能で,大量の出血後にようやく発見するといつたケースも起こりうる。著者はこのような問題の対策として,約十年前よりいわゆる"出血報知器"といつたものの考案に努めた。幸いにトーイツ株式会社の技術陣の協力を得て,後述するような器具を製作して利用している。今後の工学的研究によつて,より立派なものが出現することを期待しているが,一応現在の方式について簡単に紹介する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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