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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科24巻4号

1970年04月発行

特集 性器感染症の診断

子宮付属器炎

著者: 藤生太郎1 小牧貫治1

所属機関: 1山口大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.305 - P.309

文献概要

はじめに
 一般炎症は感染後3週間までを急性期,次の1週間を亜急性期,4週以後を慢性期,とするものが多い。
 子宮付属器炎も感染後間もなくの急性期であれば,疼痛,熱発,腫脹,発赤などがあり,一般症状および内診所見によつて,その診断も比較的容易であるが,慢性期に移行したものでは熱発もほとんどなく,内診時のわずかの局所の抵抗と圧痛とによつて診断をつけなければならない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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