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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科24巻5号

1970年05月発行

文献概要

薬の臨床

産婦人科領域におけるIP−82(イブプロフェン)の使用経験

著者: 高邑昌輔1

所属機関: 1国立金沢病院産婦人科

ページ範囲:P.445 - P.451

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はじめに
 イブプロフェンは,英国ブーツ社で開発された非ステロイド・非ピリン系の新しい消炎,鎮痛,解熱剤で,先に同社て開発されたイブフェナックの関連研究から見い出されたものであり,鎮痛,解熱,消炎作用はイブフェナックよりも強く,臨床的に副作用がより少ない有用な新化合物とされている。
 その消炎作用(紫外線紅斑法)および鎮痛作用(Wri-thing法)は,ともにアスピリンの16〜32倍,酵母発熱ラットに対する解熱作用はアスピリンの20倍と報告されている1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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