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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科24巻6号

1970年06月発行

文献概要

特集 不妊症の診断

Culdoscopyによる写真撮影法と子宮卵管造影法の比較

著者: 林基之1 柴田直秀1

所属機関: 1東邦大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.469 - P.472

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 Culdoscopyによる写真撮影法は,子宮・卵管・卵巣・腹膜・腸管等の表面構造ならびにその相互関係を視診する方法であり,子宮卵管造影法は頸管,子宮腔,卵管腔等の内部構造特に卵管通過性を判定する方法である。
 Culdoscopyのばあいは,後腟円蓋部から鏡を入れるのであるが,患者の姿勢は胸膝位とし,套管針付套管をダグラス窩内に入れてから,套管針を抜くと,空気は腹腔陰圧によつて,十分の視野が得られる。もし視診し難い時には,更に陽圧によつて空気を注入するとよい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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