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薬の臨床
文献概要
非ステロイド性抗炎症剤は,一種の流行のごとく,現在非常に多種類のものが開発され,使用されているが.われわれは今回,科研薬化工K.K.より,新しい化合物IP−82の提供を受けたので,その臨床効果について報告する。
IP−82は,Ibufenac(4-isobutyl phenylacetic acid)と類似の構造を有する非ステロイド性,非ピリン系の抗炎症剤で,一般名をIbuprophen (2-4-iso butyl phenylpropionic acid)と称し,各種動物実験においてIbufenacよりも鎮痛・解熱・消炎作用が4〜8×くらい強力であり,しかも臨床的には副作用が少ないといわれている。
IP−82は,Ibufenac(4-isobutyl phenylacetic acid)と類似の構造を有する非ステロイド性,非ピリン系の抗炎症剤で,一般名をIbuprophen (2-4-iso butyl phenylpropionic acid)と称し,各種動物実験においてIbufenacよりも鎮痛・解熱・消炎作用が4〜8×くらい強力であり,しかも臨床的には副作用が少ないといわれている。
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