icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科24巻7号

1970年07月発行

特集 異常妊娠とその診断

前置胎盤とその診断

著者: 竹内繁喜1

所属機関: 1都立築地産院

ページ範囲:P.591 - P.594

文献概要

はじめに
 日本産科婦人科学会の諸定義委員会で,昨年1969年5月,「前置胎盤」の小委員長を仰せつかつて,第1回の7月19日に総説ともいうべきものを発表し,第2回の本年2月11日の会合で,第1回の臨床調査報告をした。この報告会では,同じく前置胎盤委員である新宿日赤の鈴木,新潟鉄道病院の河辺両氏からも立派な調査報告があり,これらはいずれなんらかの形で公表されるはずである。今回は私の分だけの報告である。もちろんこの調査はまだ研究の緒についたばかりで,今後多くの検討を必要とすることは論をまたない。参考文献は,私が直接間接に指導をうけた恩師・先輩の教科書などから引用した。おそらく,これらの教科書はそれぞれ外国の著明な成書を参考にして書かれていると思われるので,外国文献は少数例に止めておいた。
 なお,煩雑を避けるために,本文では,前置胎盤をすべて「前胎」と省略してある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら