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女性の尿道の癌
著者: 橋口精範1
所属機関: 1東京医科歯科大学産婦人科
ページ範囲:P.604 - P.604
文献購入ページに移動 女性の尿道の癌については,あまりみかけないものであるが,McCrea(1952 Urol.Survey)は546例の文献的考察を加えている。ここにRogersら(1969 Obst.& Gyne.)による35例の経験例があるのでながめてみたい。
結論からいうと,彼等は,この疾患は死亡率が高い。そしてこれは発見がおそかつたり,誤まられたりするので,早期に治療が行なわれないためとしている。予後はその侵潤部位が直径3cm以下のものであると良好であることをみている。したがつて,この発見,治療は婦人科医に課せられた責任であるとまでのべている。
結論からいうと,彼等は,この疾患は死亡率が高い。そしてこれは発見がおそかつたり,誤まられたりするので,早期に治療が行なわれないためとしている。予後はその侵潤部位が直径3cm以下のものであると良好であることをみている。したがつて,この発見,治療は婦人科医に課せられた責任であるとまでのべている。
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